STAINS;GATE（シュタインズ・ゲート） レビュー

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STAINS;GATE（シュタインズ・ゲート）　通称：シュタゲ

２０１１年４～９月放送



まず最初に言いたい。

メチャクチャ面白い作品です。

もうね、最終巻にたどり着くまでに、

何度見返したことか。



そして、最終話を見終えてから、改めて頭から観たくなってしまい、

結局BD-BOXを予約。



それでも飽きたらず、PSP版のゲームをVitaからDL購入。

その後、Vita版が発売されることを知り、少々ダウン↓。

PS3で新作ゲームが出ることを知り、今まで躊躇ってきた

PS3本体の購入を真剣に検討中。

『STEINS;GATE 線形拘束のフェノグラム』発売日が2013年4月25日(木)に決定！






とまぁ、遅れてきた祭が今ここに真っ盛り状態です。



何でリアルタイムで観とかなかったかなぁ？

それは録画すると油断して、溜まりに溜まった末、

いつの間にかHDDから自動削除されてしまう。

そんな杜撰なデータ管理をしているが故なのですが…。



同じような境遇の君！

アニメの続編となる劇場版の公開も決定しているので、

今からでもこの祭に参加しても遅くないぞ！




さて、肝心の面白ポイントですが、

とにかくシナリオが秀逸です。



発明サークル“未来ガジェット研究所”を主宰する大学生・岡部倫太郎が

偶然にも過去へとメールを送れるタイムマシンを発明したことから、

全世界を巻き込み大きな悲劇に襲われる。


―――果たして、この繰り返される絶望の世界から抜け出せるのか!?




原作となるゲームが、マルチエンディングの

アドベンチャーゲームということもあり、

シナリオの練り混みが非常に丁寧です。



また、このシナリオはゲームシナリオだからこそ

出来たというか、マルチエンドのAVGのプレースタイルを

逆手に取ったかのようなシナリオなのです。



簡単に説明すると、セーブポイントに戻って、

分岐をローラー作戦、みたいな、アレです。



アニメ版はゲームのトゥルーエンディングの

シナリオなので、実際には一本道のはずなのですが、

この物語の世界は、幾通りにも分岐する可能性を

秘めているため、主人公・岡部の選択が正解なのか、

それがなかなか見極められない。



アニメを観ているはずなのに、

気持ち的にはゲームのプレイヤーになっている感じ。

つまり岡部とシンクロしてしまっているような、

不思議な感覚に突き落とされます。



それってどういうこと？

そう思われると思いますが、そこを説明すると

一番面白い部分を丸裸にしてしまうので、

そう疑問に思うなならば、是非観ていただきたい。



ちょっと注意しておきたいのが、

キャラクター達のヲタ的な奇行にメゲてはいけない！

最初は彼らに全く感情移入出来なくて当然。



出足から勢いのある物語ではあるが、

５話くらいからは、ポンポンッと更に物語が加速。



それまでの茶番も複線であったと分かると、

多少癖のあるキャラ設定や、お世辞にも魅力的とは

いえないキャラデザも、そんなことはどうでもいい！



一つ言えるのは、冒頭での岡部の印象と

観終わった後の印象では、180度見え方が異なるはず。



すべてを岡部に任せて大丈夫。

まゆしぃを見習って、彼を信じよう！






もう一つ注意。

シュタゲにはＴＶ未放送の第25話があり、

これはネット配信で発表されたもの。



セル版のＤＶＤ／ＢＤの最終巻には

この第25話が収録されているのだが、

残念ながらレンタル版には未収録なのだ。



「じゃあ、お前はどうやって観たんだ？」

う～む、難しい問題だねwww。

ネットの向こうの見知らぬ友人に

観せてもらえるか頼んでみよう！

「ネットは広大だわ♪」





追記：

シュタゲは、同じく5pb.×Nitroplusのゲームを原作とする

ROBOTICS;NOTES（ロボティクスノーツ、通称：ロボノ）の放送開始に

十分に間に合うように視聴しました。


同じくカオスヘッド（通称：カオヘ）も

引き続き観たのですが、こちらはシュタゲとはほど遠く……。


現在放送中のロボノも、シュタゲよりもスローなテンポ。

ワンクール目終了間際の加速感で

後半一気に巻き返していただきたいですね。


もしかして、シュタゲが奇跡の作品ってことなのかなぁ？





視聴環境があり、特典等に拘らないなら
　　　北米版という選択肢もあるよ




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タグ：レビュー シュタゲ シュタインズ・ゲート 感想