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偽物語 レビュー [感想・レビュー]

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偽物語(にせものがたり)
2012年1~3月 放送



原作は西尾維新による青春怪異小説、

『偽物語(上)』『偽物語(下)』



2009年に放送された『化物語』の続編で、

時系列的には、化物語から1ヶ月後。

ちょうど夏休みの最中。


化物語の最終話で、忍野メメ(おしの メメ)が姿を消し、

主人公・阿良々木暦(あららぎ こよみ)は、

単独で怪異に対峙することになる。



「かれんビー」が7話構成、

「つきひフェニックス」が4話構成の全11話。



テーマはタイトルにもなっている「偽物」と「本物」、

そして「正義」。




「かれんビー」、「つきひフェニックス」共に、

阿良々木くんの2人の妹、火憐(かれん)ちゃんと

月火(つきひ)ちゃんに取り付いた怪異の話。



前作では予告以外に出番が殆ど無かった、

火憐・月火のキャラクター性や、

阿良々木くんの妹に対しての兄妹愛などが

クローズアップされる一方、

姿を消した忍野の過去にまつわる人物が登場。


その新キャラクターを通して、戦場ヶ原ひたぎの過去や、

怪異に積極的に関わる人々の存在が語られる。





また、前作では無口キャラを通していた

忍野 忍(おしの しのぶ)が、堰を切って喋りだす。

どうも元々は饒舌キャラらしい、あの吸血鬼。


忍野メメが果たしていた、怪異の生き字引的なポジションは、

忍に移行された感じである。




ストーリー自体は、化物語に比べると、ややインパクトが無いのだが、

キャラクターが描き込まれ、より一層魅力が増したといえる。


2012年末に放送された『猫物語(黒)』、

2013年劇場公開となる『傷物語』、

そして同年放送予定の『猫物語(白)』


これらの一連の物語を繋ぐためのファンディスク的な立ち位置ともいえる作品だ。



原作者・西尾維新は、『偽物語』を、

「化物語のボーナス・ステージ的な作品」と位置づけているので、

そういった感想を抱いたのは、大間違いではなさそうだ。


それが功を奏したのか、『猫物語(黒)』の冒頭、

阿良々木くんと月火の掛け合いや、

恋を自覚する方法の火憐らしい返答など、

キャラが活きている感じが化物語とは雲泥の差で、

シリーズ全体に厚みを増すのには必要な作品だったと思う。



また、阿良々木くんと忍の混浴シーンや、

火憐の歯磨きプレイなど、ビジュアル的サービスも多い。



2013年の新作ラッシュを前に、もう一度観直す価値アリだ。



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