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「妄想プロット編」  劇場版 魔法少女まどかマギカ[新編]叛逆の物語 [まどか☆マギカ]

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「妄想プロット編」

ここまで分析・推測してきてある事に気が付きました。



ほむらが変わらない限り、魔法少女は何かと戦わなければならないんじゃないか?



ほむらが救うべき魔法少女の最後の一人だとするならば、

彼女が囚われている呪縛そのものが、新編の世界観そのものという事になる。


他の魔法少女はすでに救われてしまっているはずだから、

魔法少女として戦う理由は状況でしかない。

もちろん、祈りの対価が戦うことだという魔法少女の前提が在るからなのだけど、

戦うために魔法少女になったわけでもない。


ほむらも、まどかとの出会いをやり直すという祈りがあったものの、

まどかが概念になってしまったことで、まどかが救おうとした世界を

「何か」の脅威から守るために戦い続けている。


その行動は本来の目的からずれてしまっていて、

ほむらにとって魔法少女でいるためには「何か」と戦わなければならない。


もし、ほむらが手詰まりになり、まどかのためにではなく自分のために、

以前と同じように時間遡行能力を使っていたとして、

それとは別に、まどかの世界改変は着実に進行していたとすれば、

ほむらは自分自身に因果の糸を絡めていってしまっていることになる。




つまり、ほむらが最終的に取り残されてしまう世界は、まどかが生み出した世界ではなく、

ほむら自身が生み出した世界ということになる。


そう考えると、魔法少女同士が戦わなければならない状況というのも説明がつくし、

もしその元凶が自分にあるとは、ほむら自身が気が付いていないとするならば、

ナイトメアという都合のいい敵の存在を作り上げることも可能だ。



もしかすると新編の世界は1つではないのかもしれない。

まず、ナイトメアと戦う世界があり、それとは別に魔法少女同士が戦う世界が

あるのかもしれない。


ほむらは、他の魔法少女たちが救われる(もしくは救われた後の)世界の

ある特定の時間を何度も繰り返し、最終的に自分だけが救われていない世界に到達する。

このことことを説明するためには、少なくとも1度は時間遡行し、

次の世界で逃げられない状況にしたほうが、お話としてわかりやすい。


そして最終ステージとなる世界は、魔法少女同士が闘わなければならない世界。

自らの祈りの代償として、他の魔法少女の祈りを撃ち砕かなければならない。

ほむらは「これは、まどかが最も望んだ世界ではない」という疑問を持つ。

そこでほむらに「気づき」を与える存在として登場するのが

新キャラクター・百江なぎさなのでは?


明らかに子供の外見ではあるが、魔法少女は第二次成長期の少女である必要性が

あったはずなので、外見よりもずっとおませさんなのは想像に難くない。

毒舌幼女に核心を衝かれ、逆上→自己嫌悪→絶望。

(トレーラーにあった、ほむらが銃で自害しそうなシーンがコレ?)



さやかの台詞の「また自分だけの時間に逃げ込むつもり?」も、

再び今の時間(世界)をなかった事にしようとするほむらに対し、

過去に逃げるのではなく、未来に向かえという意味合いとも取れます。


それが結果的に「魔法少女」という精神的な鎧を捨て去る決意に繋がり、

純粋にまどかとの再会を望みながら時間遡行__

つまり未来に向かって過去へ飛びます。


魔法少女としての能力や、まどかとの記憶も失くしてしまうのですが、

たどり着いた世界にはまどかがいる。



やり直しの効く今を生きることは、未来に向かって生きている事にはならない。

その事に気が付きさえすれば、ほむらは直ぐにでもまどかと再会することができたのに。



こんな「希望は、未来へと繋がる」みたいな使い古されたテーマではあるのですが、

何だかんだで王道を行く虚淵さんのことですから、仕掛けはともかくとして、

シンプルなところに落とし込んでくるのではないかと思うのです。





新編の予告編でもほむらがまどかに対し「貴方は誰?」という台詞がありましたが、

これは、ほむらとまどかの出会いが、本当の意味でやり直されるという意味なのかなと。


このときに全ての改変が完了、つまりまどかの祈りも成就されたということになります。


また、まどかがほむらの前に再び現れた場合、

そのまどかは以前のまどかと同一人物といえるのか、

それとも、概念となったまどかが生み出した、もう一人のまどかなのか、これもややこしい。


最新のトレーラーでは、ほむらが自らソウルジェムを噛み砕くシーンがありますが、

これは一体何を意味しているのか? (これも自害か?)

単純にまどかによって最終的には救われる行為だとしても、噛み砕くって、

相当の覚悟がありますよってことだと思うのです。


そうなると、ほむらが魔法少女ではなくなり、まどかも人間に戻った世界には、

もう魔法少女はいないんじゃないかと。


全ての魔法少女が救われた後、魔法少女という存在が無きものにされてしまう。

この真意がどういうものかによって、

この作品の後味は随分変わってしまう気がします。





次回「魔法少女は否定されてしまうのか?」へつづく。



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