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劇場版 魔法少女まどかマギカ[新編]叛逆の物語を
本日鑑賞してまいりました!
オチの部分に全く触れずに感想を述べにくいので、
出来るだけボカしていますが、それでもネタバレがあります。
ご注意ください!
ksk
正直な感想ですが、「あぁ、そっちに持っていったか」ってカンジ。
予想外のオチでしたが、それもありかと。
綺麗な、ベタなオチよりも、この方がまど☆マギらしいし、
これならば、折角作った物語の世界を終焉させずにすむので、
後味はさておき、これはこれで有りだとは思います。
予想していた世界観も、やはりというか、当たり前ですが外れていました。
ほむらを主人公として捉えた時、ほむらが巻き込まれる展開しか
思い浮かばなかった自分は、物の見方が一元的過ぎましたね。
考えてみれば、ほむらが「救われるべき最後の魔法少女」と考えれば、
ああいった世界があっても、なんら不思議ではないし、
インキュベーターの存在を甘く見ていた、見逃していたのはミスでした。
ほむらがあの世界に違和感を覚え、それが魔女の仕業と確信した時点で
ハッと気が付いたのですが、考えるより先に場面が展開していってしまいました。
前の世界では叶わなかった魔法少女5人がそろっての戦闘・日常といった、
ファンサービスの要素をしっかりと入れながらも、徐々に核心に迫り、
スルスルッと、ほむらの感情、本心にフォーカスしていくシナリオは見事。
独特の世界観を作り上げる劇団イヌカレーの美術が、最初から全開だったのも、
あの世界の秘密が解かれたときに「なるほど」と納得がいきました。
起・承・転までは、非常に巧みな構成で、観る者を全く飽きさせませんでした。
結末は、望んだ方向にならないと悟った時点で、もうされるがままの放心状態。
ノーガードで立ち尽くしている、サンドバックですよ。
期待通りの展開になるはずもないとはわかっていながらも、
自分としては、それでもほむらとまどかの真の再会を望んでいたので、
泣く気満々で、ハンカチを用意していたのですが、全く必要なし!
「これじゃ、何も解決していないじゃないか!」と
エンドロールを観ながら悶々としていたのですが、
この物語はあくまで[新編]であり[完結編]ではないんですよね。
また、「叛逆の物語」というサブタイトルの意味も
これまで深く考えていなかったことに気が付きました。
「誰」が「誰」に対して叛逆するのか?
私は「まどかとほむら」が「インキュベーター」にだと決め付け、
それ以外の可能性を一切考えなかった。
唯一、自分の予想と当たったのは、ほむらが魔法少女ではなくなるのでは?というところ。
経緯は全く違うし、そのあり方も全然異なるのですが、確かに魔法少女ではなくなりましたね。
思い返すと、TV版ラストのほむらと魔獣との最終決戦と思しきカットでは、
あの「ダークほむほむ」とよく似た翼をほむらは背負っていたし、
魔獣の世界では、武器も「ほむスピナー」ではなく、弓に変化していましたよね。
まどかと同じ、弓に変化したのは、まどかの守ろうとした世界で戦い続ける、
ほむらの決意の表れだと、これまでは解釈していたのですが、
今思うと、まどかと対にするという意味合いだったのかもしれませんね。
そうなると、新房監督や井上プロデューサーが押したというこの新編の展開は、
実のところ、TV版製作時には、すでに固まっていたお話なのかもしれません。
まどかとほむらはコンビではなく、対になる存在。
そう考えれば、この物語の一つの形として、これはこれで有りだと思うわけです。
また、魔法少女というというか、それになった少女が実にデリケートな存在で、
その精神や物事の考え方が、非常に危ういものだというのも、これまた仕方がない。
観る人によっては、このほむらのたどり着いた答えに嫌悪するんだろうけど、
私は仕方ないのかなぁ、と思えてしまったのです。
[新編]製作にあたっての、物語の展開決定の経緯にについては、
パンフレットでも触れられていました。
限定版(?)はなかなか凝った装丁なので、記念にぜひお求めくださいwwwww。
新房監督とシナリオの虚淵玄さんのインタビューは必見かつ、超ネタバレなので、
「ネタバレチュウイ!」の封印シールには、ちゃんと従ったほうがいいですよ。
この封印シールは糊が弱いので綺麗に剥がせます。ご安心を!
パンフにも書かれていますが、一度観ただけだと、
かなり見落としている部分があると思われます。
オチを知った上で、もう一度観てみたいと思うので、公開中にまた行くことにします。
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劇場版 魔法少女まどかマギカ[新編]叛逆の物語 感想 [まどか☆マギカ]
本日鑑賞してまいりました!
オチの部分に全く触れずに感想を述べにくいので、
出来るだけボカしていますが、それでもネタバレがあります。
ご注意ください!
ksk
正直な感想ですが、「あぁ、そっちに持っていったか」ってカンジ。
予想外のオチでしたが、それもありかと。
綺麗な、ベタなオチよりも、この方がまど☆マギらしいし、
これならば、折角作った物語の世界を終焉させずにすむので、
後味はさておき、これはこれで有りだとは思います。
予想していた世界観も、やはりというか、当たり前ですが外れていました。
ほむらを主人公として捉えた時、ほむらが巻き込まれる展開しか
思い浮かばなかった自分は、物の見方が一元的過ぎましたね。
考えてみれば、ほむらが「救われるべき最後の魔法少女」と考えれば、
ああいった世界があっても、なんら不思議ではないし、
インキュベーターの存在を甘く見ていた、見逃していたのはミスでした。
ほむらがあの世界に違和感を覚え、それが魔女の仕業と確信した時点で
ハッと気が付いたのですが、考えるより先に場面が展開していってしまいました。
前の世界では叶わなかった魔法少女5人がそろっての戦闘・日常といった、
ファンサービスの要素をしっかりと入れながらも、徐々に核心に迫り、
スルスルッと、ほむらの感情、本心にフォーカスしていくシナリオは見事。
独特の世界観を作り上げる劇団イヌカレーの美術が、最初から全開だったのも、
あの世界の秘密が解かれたときに「なるほど」と納得がいきました。
起・承・転までは、非常に巧みな構成で、観る者を全く飽きさせませんでした。
結末は、望んだ方向にならないと悟った時点で、もうされるがままの放心状態。
ノーガードで立ち尽くしている、サンドバックですよ。
期待通りの展開になるはずもないとはわかっていながらも、
自分としては、それでもほむらとまどかの真の再会を望んでいたので、
泣く気満々で、ハンカチを用意していたのですが、全く必要なし!
「これじゃ、何も解決していないじゃないか!」と
エンドロールを観ながら悶々としていたのですが、
この物語はあくまで[新編]であり[完結編]ではないんですよね。
また、「叛逆の物語」というサブタイトルの意味も
これまで深く考えていなかったことに気が付きました。
「誰」が「誰」に対して叛逆するのか?
私は「まどかとほむら」が「インキュベーター」にだと決め付け、
それ以外の可能性を一切考えなかった。
唯一、自分の予想と当たったのは、ほむらが魔法少女ではなくなるのでは?というところ。
経緯は全く違うし、そのあり方も全然異なるのですが、確かに魔法少女ではなくなりましたね。
思い返すと、TV版ラストのほむらと魔獣との最終決戦と思しきカットでは、
あの「ダークほむほむ」とよく似た翼をほむらは背負っていたし、
魔獣の世界では、武器も「ほむスピナー」ではなく、弓に変化していましたよね。
まどかと同じ、弓に変化したのは、まどかの守ろうとした世界で戦い続ける、
ほむらの決意の表れだと、これまでは解釈していたのですが、
今思うと、まどかと対にするという意味合いだったのかもしれませんね。
そうなると、新房監督や井上プロデューサーが押したというこの新編の展開は、
実のところ、TV版製作時には、すでに固まっていたお話なのかもしれません。
まどかとほむらはコンビではなく、対になる存在。
そう考えれば、この物語の一つの形として、これはこれで有りだと思うわけです。
また、魔法少女というというか、それになった少女が実にデリケートな存在で、
その精神や物事の考え方が、非常に危ういものだというのも、これまた仕方がない。
観る人によっては、このほむらのたどり着いた答えに嫌悪するんだろうけど、
私は仕方ないのかなぁ、と思えてしまったのです。
[新編]製作にあたっての、物語の展開決定の経緯にについては、
パンフレットでも触れられていました。
限定版(?)はなかなか凝った装丁なので、記念にぜひお求めくださいwwwww。
新房監督とシナリオの虚淵玄さんのインタビューは必見かつ、超ネタバレなので、
「ネタバレチュウイ!」の封印シールには、ちゃんと従ったほうがいいですよ。
この封印シールは糊が弱いので綺麗に剥がせます。ご安心を!
パンフにも書かれていますが、一度観ただけだと、
かなり見落としている部分があると思われます。
オチを知った上で、もう一度観てみたいと思うので、公開中にまた行くことにします。
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