キャプテン・アース 17話 感想 【箱舟派はもうイイでしょ？】

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キャプテン・アースの第17話「真夏の騎士たち」の感想です。


正直、何をダラダラやっているのだろうと、かなり冷ややかな目で見ています。

折角面白くなってきたと思ったのに、その存在意義さえ忘れかけていた箱舟派がらみの話を、この期に及んで次週もまだ続けるの？

ゴメン、そこには何もないことは皆さんわかっていると思うのだけど？？？



パックが久部社長を裏切り、ハナがライブラスターを打てるようになった時点で、その後の展開はある程度お見通しなわけですから、さっさとブルーメを動かし天王星の衛星軌道上へ行き、最低でもエンタングル・リングをぶっ壊してくればいいのに、何をやっているのでしょう？？？

もしかすると、ハナがネオテニーになっただけではブルーメは浮上できないのかな？　主砲は撃てたのに？


とはいえ、オペレーション・サマーが実行され作戦が完了したとしても、それではキルトガングの地球到着を完全に阻止したことにはならず、黒幕登場となるはず。



その黒幕がパックなんでしょ？



パックはマクベス・エンタープライゼスでデザイナーズチャイルドやマシングッドフェローの開発を手助けし、遊星歯車装置たちにも手を貸していた。

マクベス・エンタープライゼスはGlobeにも技術協力しており、キヴォトス計画で地球外に脱出する選抜メンバーは全てパックが何らかの基準に基づいて決めたということらしい。

人類とキルトガングの両方に協力することで、最終的に何をしようとしているかは謎ではあるが、少なくともパックが用意周到にことを進めてきていることは間違いない。


その成果としてデザイナーズチャイルド達のキルトガングとしての覚醒、ハナのネオテニーへの覚醒、そしてパックが肉体を得ること、このあたりはパックの思惑に沿っていると予測できる。

つまり予定通りということ。
そしてこれらの結果から、人類と遊星歯車装置双方への協力を止め、次の段階に移行したと考えられる。

現在パックは肉体を得た喜びに酔いしれ、お猿さんみたいになってしまっているが、そのうち本来の目的を果たすべく再始動するはずだ。
もしかすると、その再始動までの束の間の休息を謳歌しているとも考えられる。





じゃあ、パックが何者なのかということなんだけど、今のところの仮説としては、パックはキルトガングの王族なんじゃないかと。


キルトガングやアバターである人工生命体のデザイナーズチャイルドは、自らリビドーを生み出せず、このエネルギーを人間から吸収しなければならない。

彼らの地球侵攻の目的はこのリビドーの回収なんだけど、人類を根絶やしにすれば、結局また別の惑星に移動しなければならない。

つまりコレは狩猟民族的な発想。


パックはこれを農耕民族的発想に切り替え、人間の体に乗り移ることでリビドーを生み出せるボディを手に入れた。

人間の肉体には寿命があるので、時期が来たら新しいボディに入れ替わる必要があるだろうが、おそらくそれも可能なのだろう。

こうすれば、キルトガングの永遠の命は自家発電できるようになるという発想なんだけど、その分、肉体を持つことの危険性もあり、このあたりが打倒パックの鍵となるという考えをしているんだけど、なんだか話がまとまらない。



このパック＝キルトガングの王族という仮説で面白い展開になるかどうかをもう少し考えてみよう。




どおりで遊星歯車装置がタイムボカンシリーズの３悪みたいになってきてたわけだ。 こいつらちょっと頭悪いわ。









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