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スペース☆ダンディ 18話 感想【アニメの良さを再確認じゃんよ】 [感想・レビュー]

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スペース☆ダンディ シーズン2の第5話、通し話数だと18話の「ビッグフィッシュはでっかいじゃんよ」の感想です。



ダンディはホントにハズレがないなぁ。

今回の担当は押山清高ということなので、やはりアニメとしての動き、つまり作画に期待が集まるわけですが、その期待に十二分に答える映像作品に仕上がっておりました。

正直、あまりにも映像が素晴らしいので、言葉で説明できない。


しいて言うなら、「まんが日本昔ばなし」のような、手描きアニメの良さに溢れていた。

S.D_018.jpg

最近この感覚を感じたのは、ジブリの「風立ちぬ」の関東大震災のシーンね。


こういった自然物や自然現象をどういう風にアニメで表現するかっているのは、アニメーターの腕の見せ所だと思うのです。

しかも、エフェクトというハッタリではなく、風景的、状況説明的なものとして描くというのは、全てを絵で起こさなければならないアニメの宿命的な面倒くさい部分ですよね。


それに対して、今回の押山さん監督回は、正面から向き合ったのだと感動しています。

こういうのを観ると、アニメってやっぱりイイよなと思うわけです。



こういったオムニバスの実験的なアニメって、もっと多くのクリエイターに作る機会を増やしてあげたらどうなんでしょうね?


先ほどの「まんが日本昔ばなし」観たいな番組なら、メインシナリオはすでにあるわけですから、デザイン面や映像表現面に集中できるし、何よりも1本あたりが7分くらいと短いじゃないですか。

それを何社かのアニメスタジオ持ち回り的に製作。1本あたりの予算は固定で、誰がどういう体制で作るかはスタジオの裁量、ただし本気で! って感じで。


それを国の予算を投入してやるわけ。


日本屈指のアニメクリエイターが、日本各地のの古典・民話などを世界に向けてコンテンツ化。
これを、オリンピック開催に合わせるようにYouTubeなどで世界に向けて配信。映像の後ろに観光案内もつけておく。

そしてオリンピック開催中には、日本各地でこのアニメコンテンツに合わせた催し物を展開する。

こうすれば、オリンピックのついでに日本を観光しようとする来場者も増えるだろうし、東京以外の地域だってオリンピック開催時にお祭りムードに便乗できる。
つまりオリンピックが他人事ではなくなるってことね。

これなら日本各地の観光業もその気になるでしょ?


日本の得意分野で日本各地の紹介的映像を作りアーカイブ化できるんだから、対外的にはかなりアピールポイントになるし、長い目で商業展開できるよね。

また、日本国内のアニメ産業においても、国家予算でアニメを製作できるという経済的安心感・安定感と、何よりも名誉があるじゃない?


ジャパニメーション、ジャパニメーションって、バカの一つ覚えみたいにキーワードを連呼するんじゃなくて、日本国内に金が落ちてくる具体的な方法を考えて税金投入して欲しいですね。


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