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PSYCHO-PASS -サイコパス- 新編集版 感想 第6話 新シーン・新カット [PSYCHO-PASS サイコパス]

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新編集版・第6話は、オリジナル版でいうと、11話「聖者の晩餐」と12話「Devil's crossroad」を一本にまとめたものになっています。


槙島が始めてその存在を公安の人間の前に晒し、その残虐性を見せ付けます。
正直、胸が苦しくなるぐらいの残虐シーン。
私なら気が狂ってますね、あんな友人の姿を見せられてしまったら。

槙島の特殊性がハッキリするのもこの回。
そして、シビュラシステムに守られた世界の矛盾と欠点が浮き彫りにされてしまいます。


12話はいわゆる「息抜き回」なのですが、監視官時代の狡噛や、狡噛が執行官に降格になる原因となる標本事件の被害者・佐々山執行官も登場します。

また、シビュラによって表現の自由を失った人々の苦悩といった、あの世界の暗部を見ることが出来、世界観を理解する上でも非常に重要な話でした。



今回もオリジナル版各話のに新シーンが追加されています。
今まで同様、文字起こししてみました。



新シーン:オリジナル版 第11話 アバン冒頭部分に挿入
人間狩りを鑑賞する槙島の語り台詞 文字起こし(「」は省略)

pp_n06-1.jpg


西部劇的…いや古典英雄譚的決闘というべきかな?

かび臭い地下の例えるならディストピアのベオウルフ。



生まれる時代も場所も全て間違えてそれでも僕たちはここにやって来た。

僕たちは間違った社会に生まれた。

それでも歩む道は間違えなかった。



もったいない

泉宮寺さんも僕が思っていたよりずっと摩擦に対する対処能力が高い。

今からあの2人が突然仲良くなったりしないものか?

一度は殺し合ったけどはい握手で仲直り」
「全部水に流しましょう」って…。



まずいな。少し楽しみ過ぎてる。
自分がやっていることが綱渡りだということを忘れるべきじゃない。


フフッ。

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狡噛と泉宮寺のバトルの最中、槙島はこんなことを考えていたんですね。

狡噛というターゲットを見つけ、ちょっと楽しくなっちゃっている槙島。


彼独特のユーモアの部分も垣間見れますが、それが不気味さを増しています。
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新シーン:オリジナル版 第11話 Cパート的に挿入
街を歩く槙島の語り台詞 文字起こし(「」は省略)

pp_n06-2.jpg


完璧な計画とは全てが想定内に進むことではない。

トラブルが起きても柔軟に対応できる__そんな可塑性があってこそ完璧な計画となる。



公安局監視官…、彼女への失望は想定内といえなくもない。

だけどどうだろう狡噛慎也…。

お前はどういうレベルのトラブルなんだ?

どれくらいのカオスなんだ?


矛盾しているのか対立しているのか、どちらでもいい。

お前は僕に相対する概念であるはずだ。



君たちには僕が無害に見えるだろ?

虫一匹殺せないシビュラシステムの善良な構成員の一人に。


僕のやり方に気付いたときには…、もう遅い。


____________________

舩原ゆき殺害後、平然と街中を歩く槙島。

例え彼の手が血で汚れていようとも、彼を悪人だと思う人はいない。


彼は自らを「虫一匹殺せないシビュラシステムの善良な構成員の一人」というが、これは皮肉でしかない。


彼は社会の構成員ではない。

システムの外側の人間だ。


それは槙島自身が一番わかっている。

だから狡噛に執着したがるのかもしれない。


自分の居場所を求めて。

____________________







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