test
スポンサードリンク
PSYCHO-PASS サイコパス 新編集版 第10話の追加シーンとその感想です。
新編集版・第10話はオリジナル版でいうと、19話「透明な影」と20話「正義の在処」を一本にまとめたものになっています。
この2話はとにかく説明的会話が多く、初めて観た人はその情報量に面食らってしまうかもしれませんが、サイコパス1期を読み解くにあたっての必要な世界観の情報が全て網羅されているといっていいほど。
また、槙島という人物を知るのにも狡噛のプロファイリングと後半の朱の回想シーンは重要です。
そしてメチャクチャ面白い! 何度観ても背筋がゾワゾワする名シーンばかり。
朱の回想シーンで縢が出てくると毎度泣いちゃう……。
とにかく密度の濃い話なので、これを十分理解してから次週の最終話を観ることをオススメします。
また、オリジナル版放送時から気になっていた雑賀先生のその後となる最終話のエンドロール。
もしかするとこの部分は加筆があるんじゃないかと勝手に思っているのですが、それも次週ですね。
ちなみに小説版では、「公安局から取引があったらのってください」と狡噛は雑賀先生に言い残しています。
オリジナル版放送時に私は「雑賀先生はシビュラ側の人間では?」という読み解きをしたのですが、今回改めて小説版と照らし合わせてみると、小説版のほうが雑賀先生の印象がいい。
確かにTV版では狡噛の雑賀先生への最後のメッセージが抜けているので読み取り難いのですが、もしかすると雑賀先生は狡噛の言うとおりに、単に取引に応じただけかもしれません。
そうなると、シビュラは雑賀先生にどんな取引をするのかということ。
これを来週までに考えてみようと思います。
それによっては「2」の楽しみが増えるかも???
さて今回の追加シーンです。
新シーン:オリジナル版 第19話と20話の間に挿入
朱と六合塚の食堂での会話(18話の狡噛の二係とのトレード作戦実行直前)(「」は省略)
(六合塚)調べ物ですか?
(朱) えっと過去の裁判制度について色々。
(六合塚)ああ。
槙島を捕まえた後でどう裁くかとか。
(朱) 少しでも具体的なアイデアがあれば。
それにしても過去のことを調べるのがこんなに難しいなんて。
(六合塚)誰も興味を持たない事柄ですから。
まともなデータベースを整備しようなんて思いませんよ。
(朱) あっ。だから狡噛さんは紙の本ばっかり。
(六合塚)オンラインはシステムにとっても管理しやすい。
(朱) 調べること自体がよくないってこと?
(六合塚)推奨されていないのは事実でしょう。
(朱) そうかな。
(六合塚)征陸さんが子供のころは歴史は必修に近い学問だったそうですよ。
(朱) 歴史が?
(六合塚)過去の人間が何を思い何を目指して社会を組み立て運営してきたか。
その理念や過ちの繰り返しを流れとして捉えれば将来的にどのような世界が訪れるべきなのか。
その理想の形を思い浮かべることができるでしょう。
(六合塚)でも今この国には完成された社会制度の最終形態という触れ込みでシビュラシステムが君臨している。
さらにもっと正しい社会を思い描くなんて妄言でしかない。
(朱) 確かにそういう考え方してたらサイコパスが曇りそう。
(六合塚)そう、曇りますよ。そういう仕組みですから。
それに歴史を深く調べると今のデータベースが穴だらけって見破られちゃうでしょうから。
(朱) えっ?
(六合塚)手に入れやすい記録は全て現状の社会の成立が必然だったと保証するものばかりです。
他の制度や思想が成り立っていたかもしれない可能性を示唆するものは全てなかったことにされている。
(朱) 《かつては私もシステムは絶対的なものだと考えていた》
《この扉をくぐるまではそう信じていた》
___________________________________________________________
小説版からの引用シーンですが、細かいところはかなり変わっています。
後々東北のハイパーオーツ管理施設内で、六合塚は朱に信頼の弁を述べるわけですが、意外と六合塚と朱の直接会話が少ないので、オリジナル版では、六合塚が急に朱に接近したかのように感じてしまったものです。
こういったシーンが追加されることで、六合塚の心情の変化も感じ取れるようになりますし、キャラも少し掘り下げられます。
六合塚は引き続き「2」ニモ登場するキャラクターであるはずなので、追加シーンとしては適切か思います。
___________________________________________________________
スポンサードリンク
test
PSYCHO-PASS -サイコパス- 新編集版 感想 第10話 新シーン・新カット [PSYCHO-PASS サイコパス]
新編集版・第10話はオリジナル版でいうと、19話「透明な影」と20話「正義の在処」を一本にまとめたものになっています。
この2話はとにかく説明的会話が多く、初めて観た人はその情報量に面食らってしまうかもしれませんが、サイコパス1期を読み解くにあたっての必要な世界観の情報が全て網羅されているといっていいほど。
また、槙島という人物を知るのにも狡噛のプロファイリングと後半の朱の回想シーンは重要です。
そしてメチャクチャ面白い! 何度観ても背筋がゾワゾワする名シーンばかり。
朱の回想シーンで縢が出てくると毎度泣いちゃう……。
とにかく密度の濃い話なので、これを十分理解してから次週の最終話を観ることをオススメします。
また、オリジナル版放送時から気になっていた雑賀先生のその後となる最終話のエンドロール。
もしかするとこの部分は加筆があるんじゃないかと勝手に思っているのですが、それも次週ですね。
ちなみに小説版では、「公安局から取引があったらのってください」と狡噛は雑賀先生に言い残しています。
オリジナル版放送時に私は「雑賀先生はシビュラ側の人間では?」という読み解きをしたのですが、今回改めて小説版と照らし合わせてみると、小説版のほうが雑賀先生の印象がいい。
確かにTV版では狡噛の雑賀先生への最後のメッセージが抜けているので読み取り難いのですが、もしかすると雑賀先生は狡噛の言うとおりに、単に取引に応じただけかもしれません。
そうなると、シビュラは雑賀先生にどんな取引をするのかということ。
これを来週までに考えてみようと思います。
それによっては「2」の楽しみが増えるかも???
さて今回の追加シーンです。
新シーン:オリジナル版 第19話と20話の間に挿入
朱と六合塚の食堂での会話(18話の狡噛の二係とのトレード作戦実行直前)(「」は省略)
(六合塚)調べ物ですか?
(朱) えっと過去の裁判制度について色々。
(六合塚)ああ。
槙島を捕まえた後でどう裁くかとか。
(朱) 少しでも具体的なアイデアがあれば。
それにしても過去のことを調べるのがこんなに難しいなんて。
(六合塚)誰も興味を持たない事柄ですから。
まともなデータベースを整備しようなんて思いませんよ。
(朱) あっ。だから狡噛さんは紙の本ばっかり。
(六合塚)オンラインはシステムにとっても管理しやすい。
(朱) 調べること自体がよくないってこと?
(六合塚)推奨されていないのは事実でしょう。
(朱) そうかな。
(六合塚)征陸さんが子供のころは歴史は必修に近い学問だったそうですよ。
(朱) 歴史が?
(六合塚)過去の人間が何を思い何を目指して社会を組み立て運営してきたか。
その理念や過ちの繰り返しを流れとして捉えれば将来的にどのような世界が訪れるべきなのか。
その理想の形を思い浮かべることができるでしょう。
(六合塚)でも今この国には完成された社会制度の最終形態という触れ込みでシビュラシステムが君臨している。
さらにもっと正しい社会を思い描くなんて妄言でしかない。
(朱) 確かにそういう考え方してたらサイコパスが曇りそう。
(六合塚)そう、曇りますよ。そういう仕組みですから。
それに歴史を深く調べると今のデータベースが穴だらけって見破られちゃうでしょうから。
(朱) えっ?
(六合塚)手に入れやすい記録は全て現状の社会の成立が必然だったと保証するものばかりです。
他の制度や思想が成り立っていたかもしれない可能性を示唆するものは全てなかったことにされている。
(朱) 《かつては私もシステムは絶対的なものだと考えていた》
《この扉をくぐるまではそう信じていた》
___________________________________________________________
小説版からの引用シーンですが、細かいところはかなり変わっています。
後々東北のハイパーオーツ管理施設内で、六合塚は朱に信頼の弁を述べるわけですが、意外と六合塚と朱の直接会話が少ないので、オリジナル版では、六合塚が急に朱に接近したかのように感じてしまったものです。
こういったシーンが追加されることで、六合塚の心情の変化も感じ取れるようになりますし、キャラも少し掘り下げられます。
六合塚は引き続き「2」ニモ登場するキャラクターであるはずなので、追加シーンとしては適切か思います。
___________________________________________________________
PSYCHO-PASS サイコパス Blu-ray BOX 6枚組 新品価格 |
コメント 0