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スペース☆ダンディ 24話 感想【思いっきり恋物語じゃんよ】 [感想・レビュー]

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スペース☆ダンディ シーズン2 第11話、通算第24話の「次元の違う話じゃんよ」の感想です。


第11話「お前をネバー思い出せないじゃんよ」に続いて、二度目の円城塔さん脚本回。
今回もSFとしての難易度は高いのですが、11話よりは単純な話でわかり易かったですね。

結局、カトリーヌの最後の言葉が全てで、それって「次元の違う話じゃんよ」ってこと。
男と女の別れ際なんて、こんな言葉で締めくくられてしまうもんです。

S.D_024.jpg

その空間としての「次元」と男と女の「次元」をこんなふうに掛け合わせられるなんて、なんて素敵なSFなんでしょう。

ホント、ダンディの世界の懐の深さというか、許容量には感心しますね。



以前の感想で、「ビバップの時とは違う『閉じない世界』をダンディでは作って欲しい」みたいなことを書いたのですが、現状ではまさにそのとおりになってくれているのが嬉しくて堪らない。



掲示板の書き込みなどを見ると、ダンディの謎みたいなものを探ろうとする人もいるみたいだけど、それは無いって。

ダンディの持つパイオニウムというエネルギーは、物語の中にある設定的なものではないよ、きっと。

この物語に参加し、一緒に作品を作ろう・何かやってやろうと意気込むクリエイターたちのやる気・情熱がパイオニウムなんじゃないの?



だから、各話のダンディがそれぞれ別の宇宙なのも、パイオニウムの発生源が異なるからだろうね。

でもその集合体がスペース☆ダンディという作品の宇宙なんじゃないかと。



だから、最終回を迎えたとしても、当たり前のように最終話というお話の宇宙が終わるだけで、スペース☆ダンディという作品の宇宙は終わらない。

いつでも再会できるし、それでおしまいって事もある。
それでいいじゃないと思っているんだけど、ダンディらしくて。



ファーストシーズンが13話構成だったので、また2話あるのかな?
どういうふうに一旦オチをつけるのか、それも楽しみですね。


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結局ダンディだけは買ってるなぁ




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