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オトナアニメディア HYPER! vol.3  サイコパス2特集 感想 [PSYCHO-PASS サイコパス]

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やっと長期で抱えていた仕事からも解放され、今週の「サイコパス2」のスタートが待ち遠しい。

時間が出来たので、購入していた「オトナアニメディア HYPER! vol.3 2014年 11月号」の「サイコパス2」の特集記事を熟読。

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塩谷監督、シリーズ構成の冲方丁さん、キャラデザの浅野恭司さん、脚本の熊谷純さん、朱役の花澤香菜さんインタビューが掲載されており、どれも興味深い内容。



このインタビューで分るのは、どうやら「2」「劇場版」という時系列で間違いないということと、「2」に狡噛慎也が登場する可能性は限りなく低いということ。

これは製作が決定したのが「劇場版」が先で、すでに「劇場版」が製作作業に入っていたところで新TVシリーズの「2」が決定したという流れからも、それで「劇場版」のシナリオを変更するわけがないからだ。ある程度の関わりはあるだろうが、基本的に独立した話で、「2」と「劇場版」の間にもそれなりの時間経過があるようだ。

狡噛慎也については、「2」の出演者に関智一さんの名前が見当たらないことと、このインタビューの中にも「狡噛は去ったけれども、朱の心には狡噛がまだ残っている」という塩谷監督からの冲方さんへのオーダーもあったということで、この言葉って「2」のプロットに狡噛再登場を実現できるのなら、あえて口にする必要のないオーダーですよね。

つまり狡噛の再登場は「劇場版」ですでに確定的になっており、それまでは出せないということなのではないかな?




しかし、狡噛の抜けた穴として雑賀先生が、唐之森同様のバックアップ要員として公安に入っているので、プロファイリングに関しては、朱と雑賀先生のやり取りで何とかしてくれるでしょう。

この雑賀先生の公安入りは、小説版での狡噛の願いであった「公安から取引があったら応じて欲しい」の結果であろうと思う。

となると「1」の最終話のエンディングロールでの雑賀先生と局長の密会は、拘束された雑賀先生が局長に呼ばれ、取引が行われていたということだろう。

そして局長直々で雑賀先生に対して取引を持ちかけたということは、雑賀先生はかなり重要性の高い、難しい取引を持ちかけられたことになる。


なぜか?


それは、潜在犯が公安に執行官や分析官として登用される場合、局長自ら説得・任命するようなことはまずないからだ。
このことは槙島逮捕後、狡噛が局長に文句を直接言えないが故に宜野座に噛み付いたことからも、執行官や分析官が局長に会うことは、まず無いと思っていいだろう。

つまり雑賀先生と局長の直接の取引は異例中の異例であり、そこにはシビュラの思惑が潜んでいるはずだ。


私の予想としては、シビュラが望む理想的市民への成長の手助けをするため、シビュラがチョイスした朱や美佳の船頭役といったところではないかとも思うが、雑賀先生は基本的に自分が興味を持たないことには協力しそうにないので、局長がどういう詭弁を使ったのか、またどこまで雑賀先生は気がついているのか、非常に興味がある。

まぁ、これは明かされることはないのだろうし、明かされるとしても狡噛と再会した時だよね。




最後にシリーズ構成の冲方丁さんがいっていたことで興味深かったのは、「2」は「色」をキーワードにしているという話。

これはサイコパスの濁りを意味していた色相のことで、「1」では「犯罪係数」の方が重視されていたので、この色相というのは目安的な意味合いでしか理解できるものではなかった。

これを塩谷監督の言う「2」は「群像劇」という特徴とブレンドした時、「1」とは少し異なる、このシビュラの治める世界をより深く知り、その暗部を際立たせるような事件が待っている、そんな予感がする。


何にしても明日の深夜には「2」がスタート。まずはどんな「色」が見えるのか、注目したい。


オトナアニメディア HYPER! vol.3 2014年 11月号
オトナアニメディア HYPER! vol.3 2014年 11月号





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