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ズートピア 感想 [感想・レビュー]

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ピクサー製作のディズニーの新作「ズートピア」、子供と一緒に観てきました。
細かな感想はネタバレになるので、大雑把な感想のみに止めます。

観終わった後に感じたのは、「まるでバディ系刑事モノの新ドラマの初回2時間スペシャルみたい」

これは別に安っぽいということじゃなくて、続きが当然あるんだよねという期待感が高まったという意味。
ジュディとニックのコンビは結成されたばかりなわけで、これから二人がどう活躍していくのかというのはやはり気になるところ。

この感触はベイマックスでも同じだったわけで、あちらは当たり前のように続編が決定しているわけです。まぁ、こちらもそうなんでしょうが、刑事モノということで、こちらの方がドラマとしては多様性がありそうな気がします。

どちらかというと、2時間クラスの映画での続編よりは、テレビシリーズの方が向いているんじゃないかとも思うのですが、テレビとなると、このレベルのCGアニメは難しいでしょう。



作品の見所として、CGの質感表現の素晴らしさというものもあって、あの動物たちのフワフワの毛並み、ニンジン型ボイスレコーダー・ペンのプラスチックの光沢とか、金属のヘアラインと表面の小傷の表現とか、あらゆる質感がリアルに表現さているんですが、これが単にリアリティ追求じゃなくて、ちゃんとアニメらしい統一された色味、トーンにちゃんと昇華されているんですね。

ベイマックスの時もそこには驚いたのですが、あちらにはまだリアルとアニメのギャップというか、CGアニメ特有のトゲトゲさがあったのですが、ズートピアはそういうものを感じなかった。
とにかく全体が柔らかいし、温かみがある。あぁ、CGアニメのアニメらしさってここまで来たんだなという感動はありました。



たしかに続編希望なんだけど、この画でないとなると魅力も半減なので、そんなに遠くない未来に再びこのコンビの活躍が観れる事を期待したいです。

ピクサー作品にしては若干つかみが弱いような気もしますし、テーマ性で言えばカーズのようにどちらかといえば大人が楽しめるドラマでありながら、カーズのように極端な擬人化をしているわけではないので、子供へのインパクトという意味では弱い気がします。
ですが、お話の構成は起承転結がハッキリしていて分かりやすいし、後半尻上がりにどんどん面白くなっていく、スロースターターな作品です。

複数用意された伏線の張り方・回収の仕方も見事。大人だとオチまで見抜けちゃうものも多いですが、それをどう組み合わせ、展開していくかという点については、結構いい御見本になるのではないかと思います。

欲を言うならば、もう少し泣けるシーンが欲しかったかな。
それさえ十分にあれば、ベイマックス以上だったんだろうけど、考えてみたら、ピクサー映画って単純なお涙頂戴をしないっていうのが特徴だったりもするんだよなぁ。




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ガンダム オルフェンズ 第21話 感想 [感想・レビュー]

機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ 第21話「還るべき場所へ」の感想です。

リアルタイム時は来客中ということもあり、本日昼食を食べながらの視聴。
正直、ご飯の味は覚えていませんw



前回では「これでオルガとビスケットも仲直りだな」なんて安心させておいて、今回は冒頭からどうもフラグが立ちまくり。
長井作品の場合、そういう匂いがしたらその通りになる「ベタ展開保存の法則」があるので、もうこれは逃れられないなと腹を括って観ていました。


まぁ、その通りですよ。


しかし、意外だったなぁ。彼を殺してしまいますか?
そうするとわかってしまえば、なるほど。
彼の家族のエピソードを幾つも描いてきたのも納得ですし、ビスケットはファーストにおけるリュウ・ホセイなのかと。



ファーストのリアルタイム時は子供なので全く感じ取れなかったのですが、大人になってガンダムを観るとブライトやリュウの立場でホワイトベース隊を俯瞰で眺められます。
ブライトがパオロ艦長の死後、どれだけの覚悟で指揮を取り、その精神的支えとしてのリュウの存在がそれだけ大きかったかというのは、今だから分かる話。
当初から軍人なのはブライトとリュウだけですからね。


ブライトと同じ指揮官としてのオルガは、ビスケットをどれだけ作戦参謀として頼ってきたかは、これまでかなり丁寧に描かれていました。
ここに関してはブライトとリュウの関係性よりもよっぽど上手に描かれていて、脳みそ筋肉集団の鉄華団においてビスケットの果たす役割はかなり重要。

団の中でも一番火星に帰らなきゃいけない理由がある人物でもあり、彼の死は、団においても、オルガ個人にとっても物凄くデカイ十字架です。
これを背負わされちゃうってことは、やっぱりオルガが主人公なんだよなぁ、このガンダムは。


この21話単体で見た時には非常にテンプレ的シナリオなんですが、まさかビスケットをこう扱うとは思っていなかったので、残り数話でどうするんだろうと、逆に心配に。

分割4クールだとするならば、ある程度納得なのですが、そのような情報もなく、一縷の望みを抱きつつも、その可能性も薄くなってきちゃったんですよね。
私個人の盛り上がりとは裏腹に世間一般の評価は高くないんですよ、オルフェンズは。

我々ファンは喚起した大気圏突入回は、TBSのあの時間帯のアニメとしてはワーストの視聴率だったそうで、BD&DVD、プラモデルのセールスの不振情報に続き、商売的には厳しい実績。

まぁ、あの時間帯のメインスポンサーはバンナムグループですから、バンダイさえ構わなければ放送局的にはそれでいいんでしょうが、挑戦的な布陣で臨んだオリジナル作品が芳しくないとなると、今後のガンダムビジネスが保守的な方向に向かってしまうんではないかという懸念を抱かずにはいられません。

何とか爪あとを残せるような閉め方が出来ればいいのですが…。






どうもプラモデルの商品内容と番組内でのバルバトスの演出がかみ合っていませんね。
プラモデルと同じ状態のフル装備第6形態は結局画面に出ないらしい。

ハイレゾモデルも1/100同様、メイスは付属していないそうです
当初の情報ではメイスは早々に壊れ以後は刀が主兵装になる予定だったらしく、その情報に基づき1/100とハイレゾモデルは武装を選定したっぽい。

なんだかなぁ。




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ガンダム オルフェンズ 第19話 感想 [感想・レビュー]

機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ 第19話「願いの重力」の感想です。

かなり面白くなってきたオルフェンズ。
自宅に居れば時計を気にしつつ、リアルタイムで視聴しているので、かなりハマっていると言えるでしょう。



前回は予想通りクーデリアが意思を表明した途端にチョコ仮面が接触してきたのですが、あっさり正体を明かすという意外性を見せてくれました。
2クールアニメと考えれば、引っ張る余裕もないということなのでしょうが、そうなるとテンポがアップするだろうなと。

するとあっさり地球降下作戦。(地球降下編なので当たり前ですが)
しかもお約束の戦闘状態からの大気圏突入。
MS戦もキッチリ見せ場を作りながら、各キャラクターの細かい描写にも相変わらずのこだわり。
非常に密度が高く、30分でこの内容は見事といえるでしょう。



新キャラである麻呂眉のカルタ・イシューのマクギリスとガエリオの関係もわかり、このカルタの今後のマクギリスとの関わり方も気になるところ。

しかし彼女はキャラが立っていていいですね。
井上喜久子さんの声も素敵です。

このタイミングでこのインパクトですから、彼女がどっちにしても幸せになれないキャラであるのは間違いないですね。

下手するとチョコ仮面に撃たれてもおかしくない。
もちろんその時は正体がマクギリスだと知って愕然としつつも、「言ってくれればついて行ったのに」みたいに女の部分を見せて死んじゃうんだろうなぁ。
マクギリスに加担することになったとしても、逆上したガエリオに返り討ちにされそうです。


そのガエリオもアインと行動を共にするようになってから魅力を増しています。
アインには気の毒ですが、アインがガレリオを助けるたびに、ガエリオは十字架を背負わされ成長している。
もう見事にライバルキャラなのですが、ガルマとジェリドをミックスしたような役回りには同情さえしてしまいます。


このマクギリス、ガエリオ、カルタの友情の行く末は見物ですね。
(マクギリスがこの二人を友達だと思っているかは謎だが)



今回はかなり見応えのあった回で、やはりシリーズ構成でもある岡田麻里さんの脚本だったわけですが、『M3〜ソノ黒キ鋼〜』に比べると随分ロボットアニメとしてのツボが押さえられていると感心してしまいます。

長井龍雪監督もロボ初挑戦ですし、M3での岡田脚本の評価からするとロボットアニメとしては不安もあったのですが、それを払拭するにはもう十分でしょう。
もう「あの花」ガンダムとは言われないでしょうね。

非戦闘シーンが多く、MS戦が数話に一度しかない状態も続きましたが、それがいい溜めになっているようですし、キャラクターを細かく描くことでかなり各キャラへの思い入れは強くなっているように感じます。

考えてみればこの物語ではまだ戦争が起きていないわけですから、バトルで事が済むわけでもないですし、だからこそ、それぞれの想いを描くことの意味もある。
「~編」と3~4話毎に舞台を明確にしたこともいい方向に働いている気がします。


さて、次回はいよいよ地球のクーデリアと重鎮との面会。
少年少女たちの純粋さと大人たちの薄汚れた思惑がどんなぶつかり合いをするのかが今後も楽しみです。




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機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ 16話 感想 [感想・レビュー]

前回はキャラクターマーチャンの話ばっかりになってしまいましたが、ここからが本題の物語の感想です。


まず言いたいのは、フミタンはあれで終いとは思えない。
多分チョコの人仮面(マクギリス)が表立った行動に出たときには隣にいるぞ。

つまりそういう意味でも「もうフミタンじゃない」んだろう。
結局はクーデリアが覚悟できれば良いわけで、その覚悟を試される瞬間は絶対来る。

それに相応しい人物は当然フミタンが適任。
もちろん三日月でもいいのだが、それだと恋よりも信念を取る悲恋の物語になりそうだし、そもそも試してくるのはチョコ仮面のはず。

敵対するというか、問答する構図としては、クーデリアvsフミタン、三日月vsチョコ仮面、オルガvsオーキド親分って感じかな。
そのときに種馬アニキがどちらに付くかが見物かな。



でも、自分が今一番興味を抱いているのはマクギリス。

マクギリスはポスト・シャアなのは間違いないのですが、監察官としての顔がシャア・アズナブルで、仮面を被ったときがキャスバルなんだろうね。

そしてシャアと決定的に違うのが、2つの顔を使い分け、同時進行的に目的に向かって突き進んでいるところ。
彼はブレないのである。
おそらく彼は、彼のビジョンにある健全な世界を実現するために、政治・軍事側と民衆側の双方を同時に改革しようとしているのだろう。


シャアはガンダム&アムロとの出会い、妹との再会などによって何度かブレている。
特にガルマを手に掛けた後のブレっぷりは酷く、それが尾を引いた状態でガンダムに負け続け、さらにララァを失ったことで、結局彼はキャスバルとしてではなくシャアとして生きることを選択しちゃうんだよね。
もし彼がキャスバルとして生きることを選択していたら、Z、CCAでのかっこ悪いシャアを観ることもなかったし、ガンダムUCでマウントたこ殴りみたいな扱いを受けることもなかったのに。


まぁ、それは置いといてマクギリスの話に戻そう。


マクギリスの出自についてはファリド家の嫡男ではなく愛人の子という設定なので、アルミリア・ボードウィンとの婚約も親同士の政治的目的を逆手に取った、彼なりの思惑があるのだろう。

決してロリコンではない。

これを受け入れた素振りを見せているということは、マクギリスはギャラルホルンの監察官としての立場もキープしようとしているはずだ。


そうなると武官であるガエリオ・ボードウィンはポスト・ガルマとしてマクギリスの策略に嵌められることを期待してしまうのだが、今のところマクギリスにガエリオ及びボードウィン家に復讐をする必要性が全くない。

考えようによってはガエリオを亡き者にし、ボードウィン家の家督をアルミリアに次がせることで婿養子に入る計画なのかもしれないが、そのためだけに幼馴染を直接殺す必要性があるとも思えない。

そもそもボードウィン家の家督というものがどれ程の権力を握ることになるのかもハッキリしていない。

結果的にそうなってしまう可能性もあるが、目的のために手段を選ばない一面も垣間見えていることから、権力の掌握が必須となれば、恨みの有無は関係ないかもしれない。



チョコ仮面も専用MS(厄祭戦末期の機体)に乗るようなので、マクギリス率いる新勢力が登場しギャラルホルンに敵対すとするならば、ガエリオとの直接対決もあるのかもしれないのでチャンスはある。

しかし、マクギリスが表の顔を維持しようとすると、ギャラルホルンを抜けるわけにはいかないわけで、チョコ仮面が表立って活躍することはそんなに多くはないはずだ。

やはりチョコ仮面がけしかけて、三日月がガエリオを倒すというのが、三日月に重荷を背負わせるためにも自然な流れだろう。


今後は覚悟を決めたクーデリアが積極的に動き出し、それに呼応するようにマクギリス&チョコ仮面の動きが状況を変えていくことになるはずだが、動きが読めないだけにマクギリス&チョコ仮面が気になるわけです。


まずは次回なのだが、ガエリオが特に何事もなく数話限りで三日月に負けたりしたらビックリするぞ!
(今までの流れだと敵メカは1/100のプラモが出るころには画面に出ていない率が高いからね)






1/100は、グシオンとグシオンリベイク のコンバーチブルキット(組立選択式)です!

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機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ ~15話 感想 [感想・レビュー]

昨日のオルフェンズについてのツイートをまとめ&加筆。
ツイッターまとめを降順に設定していたせいで読みにくかった。
すでに設定変更したので、今後はもう少し見返しやすいかな。

読み返すと業界人の愚痴にしかなっていないのは申し訳ない…。

__________________________


機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ、あまり感想を書いてはいませんでしたが、面白くなかったわけではありません。

オルフェンズはあまりにも解り易いフラグをとても素直に回収しているので、感想を書くとネタバレになっちゃうんです。
そのわりに、ちゃんと魅せてくるあたりはさすがは「あの花」スタッフ。

「ここさけ」もそうでしたが、「そうにしかならないだろう」という期待を裏切らないからこそ面白いという描き方もあるんだなと。



とはいえ、MS戦闘が少なく、プラモはB社ホビー部の思うようには売れなさそうなのが、キャラクターマーチャンに関わる者としては残念ではある。
結構優秀なキットが多く、1/100シリーズはかなりの低価格化も実現していて侮れないのである。

業界関係者の話によると、昨年末までの状況としてはHGバルバトスは結構売れたらしいが、それ以降はGレコと大差ない推移らしい。
が、深夜放送のGレコと日曜夕方のオルフェンズが同じでは困るというのが本音だろう。
特に百錬、百里、クタン参型はかなり厳しい数字だったようで、色替えのある百錬はともかく、大型商品であるクタンは再登場がないとバックオーダー取れないかもしれないな。



オルフェンズはセルBDも苦戦しているらしい。
その分オリジンやTBに物販的な期待が掛かるのだろうが、これは単にオルフェンズの出来不出来の問題ではない。

放送局が多く、ネットでの振り返り放送があたり前に出来る状況では、視聴者にとってBDの必要性がそもそもないのではないかと思うのだが?
映像作品の視聴方法に変革が起きている中、セルBD/DVDの役割にも変化が訪れているということに思えてならない。
初回特典やイベント抽選券とかで誤魔化していても根本的解決にはならない。



少なくともお話としてはオルフェンズはGレコよりイイ。
物販面で明るい話題が出ないのは、TV放映作品にしては稼ぎが少ないという、短期の費用対効果の話だと思われる。
それを言い出せば、そもそも大枚叩いてTVで全国放送するというスタイル自体の意義が薄れている可能性もある。

視聴自体にお金が掛かるオリジンやTBはそれなりに熱量の高いユーザーが支えているわけで、そりゃ物販にも手を出すだろう。
一方、あのアニメ過疎地・静岡でさえ地上波で観られるオルフェンズは基本無料。

そこから1円でも出してもらえる壁は分厚い。
しかも、ろくに活躍しないMSのプラモなんて買えないよ。



加えてオルフェンズは小学生には受けが悪い。
子供達の意見だと、夕方にやってるけど「お父さんたち向け」のガンダムらしい。
元々中高生向けらしいから想定内かもしれないが、BFで得た視聴者層を放置しているのには違いない。


先程の「1円でも出してもらえる壁」に関わってくるけど、ターゲット層である中高生の多くはすでに現金でお小遣いを貰っている年代。
スマホの普及率も高校生ともなれば8割程。
そういった子達が少ない小遣いをやりくりしてプラモデルを買おうと思うには、相当の高まりがないと買えない。

さらに彼らは無料コンテンツの利用を非常に上手にしている世代でもあるので、そこに課金するべきかどうかの値踏みのものさしはシビアな面も持ち合わせているはず。
言い換えれば、彼らにお金を出してもらえるサービスのハードルは高いということ。

スマホゲームへの課金用のプリペイドカードの1,000円とプラモの1,000円は等価値ではなく、プラモの価値が額面を大きく上回らないといけない。
それはプラモの品質面向上の話ではなく、やはり欲しくなる演出・魅せ方の部分なのだが、そもそも画面に出ないと話にならない。

我々40代の子供の頃はプラモデルは安価な趣味で、ゲームのほうが高級志向だったが、今は完全に立場が逆になってしまったのだ。


そういった物販の対象とするには難しい世代を相手に、2クール目のオルフェンズにスポンサー意向のテコ入れなどしても、その効果を確認する前に番組は終了だろう。

アニメ的にはガンダムというジャンルにおいては実験的要素がかなり多い作品なので見処は多いし、フリーコンテンツの一番のメディアが未だTVであることも否定は出来ない。
しかし、不特定多数の視聴者に向けて稼ぎを狙うコンテンツをと考えれば、オルフェンズは硬派で、キャッチーさとミーハーさに乏しい分、時代を写しはしない。
そういう一番勢いのある、物販品購入にも積極的な客層はおそ松さんに行ってる。


そう考えると、ビルドファイターズは当初の期待値ほどではなかったにせよ、タイプとしては「狙える」コンテンツであったということになるのだろうか?



とはいえ物語としては解りやすくて面白いオルフェンズ。
近年のガンダムタイトルの中ではトップクラスだと思っています。
このまま、当初から描きたかったことをきっちりと映像にして欲しい。

今のクオリティならば、描き切った先には映像作品としてはそれ相当の高評価を得られる気がする。
マーチャンダイジングの成否を問われた場合にはちょっと言い訳が難しいかも知れないが、バンナム・クループの中だけでは消化し切れない、複合的要因があるということは理解しております。



さて、ここからが本題の物語の感想___それは分割して次の記事へ





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コンクリート・レボルティオ〜超人幻想〜 第1期 感想 [感想・レビュー]

dアニメでの視聴期限が迫っていたので、慌ててコンレボ1期を視聴。

途中まではリアルタイムで追っかけていたのですが、忙しさに負けてまとめて観ようと思っていたらこんな時期に。
2期放送・配信も決定していますから、未視聴の方は大急ぎでね。



さて第13話までの感想ですが、未だに始まっていない感じというか、長いイントロダクションがやっと終わったというかね。
でも決してそれが嫌というわけではなく、2期に対する期待感は高まりました。

当然イントロダクションなんで、1期の感想は第1話時点と大差ないです。
それぞれの立場の超人が出揃ったという感じですね。


とはいえ、それぞれのエピソードは単体で見れるくらいのオムニバスドラマにもなっていて見応えがありました。

特にジャガーさんの話と不老不死家族の話が大好物で、これでそれぞれ単体作品作れるじゃないかと、惜しみなくネタを消費していく贅沢さには感激しました。
ドラマ的にはコミックバンドの話はグッと来ました。


スーパーヒーロー大戦的な世界観のため、これはウルトラマン、これはロボット刑事K、これはイナズマン、これはアトムやマルスというよりスペクトルマン入ってるよな、などとオタク心を擽られる一方、単にキャラクター的にだけでなく、それぞれの元ネタ作品で描かれていた投げかけの部分を丁寧に抽出・熟成させたようなドラマは、昭和特撮ヒーロー好きにとってはたまらないものがありますね。

過去の作品ではヒーロー側であったものと人間の敵とされていたものの立場が逆転しそうな物語もあり、そもそもヒーローモノは人間本位過ぎるのではという疑問も生まれてきます。


人吉爾朗が神化44年後半以降にああなってしまっても仕方ないだけのエクスキューズは投げかけられているわけで、それを2期でどう解消・消化していくのかというのは気になりますね。

すごく重いテーマを扱っているのに、軽すぎないし重過ぎない。
そんなバランスが取れているのも好印象です。

まぁ、観る人の基礎知識を必要としてしまうという点では、かなりディープな作品ではありますが。


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機動戦士ガンダム サンダーボルト アニメ第1話 感想 [感想・レビュー]

機動戦士ガンダム サンダーボルト第7集のアニメ無料視聴シリアルコードの使用期限が迫っていたので、アニメ第1話を見直しました。


初見はdアニメでレンタルしたのですが、考えてみたらアマゾンでセル版を買ったほうが良かったなぁ。
それだと第7集のシリアルコードは無駄になるのだが、元々単行本は1集から限定版を買ってるわけで…。

初見時は年末でバタバタしていたので感想も書けなかったが、見直しついでにちょっとだけ。



おそらく待望のアニメ化であったであろうサンダーボルト。
漫画連載でありながらプラモデルがすでにシリーズ展開しているなど、送り手側の熱量も高いガノタ注目作品です。

プラモデルは原作版なので、アニメ版とは若干異なるのですが、それでも一部仕様変更しアニメ版も発売されるそうです。
プラモもシリーズ全購入している身としては迷わず購入なのですが、それよりもアニメ化の勢いでリックドムとホバーグフの発売を期待したい!


さてアニメ版ですが、注目されるのはやはり音楽。
原作でもイオのジャズ、ダリルの歌謡曲というのがキーワードになっていたわけですが、何せ漫画ですから、それらは読者の想像力で補完していたわけです。
それぞれでイメージしていた音楽は異なるわけで、それをどう平均的に寄せてくるのかは重要課題だったでしょう。

結果としては上手くいっていると思うし、宇宙空間にフリージャズは合うというのが再確認できた感じはあります。
まぁ、カウボーイ・ビバップ越えとはいきませんが。


また、MSの戦闘シーン、特にサブアーム付きMSの表現がどうなるのかも注目です。
しかもそれを手描きでやろうっていうんだから、スタッフの意気込みを感じます。

1本目なので、太田垣MSの全ての魅力を出せていないのは仕方ないのですが、意識的に魅せようとしているのは好感が持てます。
こういうのを観ると、プラモを作りたくなるという、マーチャンダイジングのお見本みたいな映像。

マーチャン側の人間としては非常にありがたいです。
(全然TB商品開発には関わりないですが)


とはいえ全く不満がないというわけでもない。
原作ファンとしてはこのアニメ第1話はダイジェストっぽく見えちゃうんですね。

サンダーボルト宙域編を20数分×4話で完結させ、尚且つMS戦闘の魅せ場をできるだけ効果的に差し込もうとすれば、とにかく第1話にFAガンダムを登場させなきゃならないのはセールスポイントとしては理解できます。

MS戦闘を音楽に乗せようとすると、どうしても尺を長めに取らないといけないというのも痛し痒しなんでしょう。

でもそのために、ドラマパートの大事な台詞やシーンがチョイチョイ簡略化されている。
決してズバッと切っているわけではないんだけど、ニュアンスが軽いというかソフトというか。

TBは決してヒーローを描く物語ではなく群像劇。
イオもダリルも主人公でライバルなんだけど、あくまで宇宙世紀の住人の一人でしかない。
誰に感情移入するとか、そういうタイプの作品ではなく、ずっと俯瞰で観ている感じ。

ですので原作で描かれているダークな人間模様をちゃんと表現しないと、これ以降のMS戦闘以外の戦闘パートは単にショッキング映像としか捉えてもらえないんじゃないかと心配もしてしまいます。
(地上波であるオルフェンズの銃殺シーンほどの話題にはならないでしょうが)

声優陣もイメージどおりで、重い芝居も出来るメンバーということは、2話以降はキッチリ描くという事なんだろうと思うので、今後のドラマパートにも期待したいですね。










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コンクリート・レボルティオ~超人幻想~ 第1話 感想 [感想・レビュー]

コンクリート・レボルティオ~超人幻想~ の第1話「東京の魔女」の感想です。


「え? 何これ?」
素直にコレしかないかな?



水島精二×會川 昇×BONESという、何かやってくれそうな座組みに加え、デザイン面でも名の知れた方々が参加している、このアニメオリジナル作品。
当然ながら視聴前からハードルを高く設定せざるを得ません。

事前に公式HPのイントロダクションだけは読んでいたので、世界観だけはわかっていたものの、その設定の必要性まではわかりませんし、第1話を視聴後でもまだわからない。

現段階ではパロディに見えてしまうし、デザイン面でも単に設定的にハードなSFやファンタジーを目指しているようにも思えない。
もちろんこういったデザインは狙ってやっているだろうし、少なくとも乗りだけでやっているおふざけではない、とはわかります。

この設定的に調和の取れていない(取ろうとしていない)世界は、現代社会のメタファーだとは思うし、その中で「正義とはなんだ?」みたいなことを描きたいんだろうなとは思うし、ここ最近の漫画、アニメの題材としてはもう定番です。


切り口が少し似ているなと思ったのは「サムライフラメンコ」なんですが・・・。うぅ、マングローブ・・・。
いや、BONESは大丈夫だよ、きっと。


どうやら「神化41年前後」と「神化45年前後」をパラレルで見せていこうという脚本構成のようです。
同じような構成だった『ゴッドイーター』はあんな感じで宙ぶらりんですが、こっちは會川さんだし、大丈夫でしょう。


こういった意欲的・挑戦的な作品の地上波放送局が少なすぎるというのは残念ですが、Gyao、YouTube、バンチャに加え、dアニメでも配信が決定したので、全国何処でもどころか世界中で観られる作品ではあります。

アニメの主戦場がネット配信に移行している気配がするのですが、それがアニメオリジナル作品が作りやすい土壌を作るのか? 今後気になるところです。

(ネット配信サービスが淘汰される時期になれば、当然その配信サービス独自のコンテンツが不可欠になるので、制作元として配信サービスサイドが出資せざるを得ないだろうと現段階では予想)


あれ? なんか不安しかないみたいになっちゃったけど、ホント期待しているんですよ。
ハードルを高く設定しているだけですよ!



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終物語 第1話 感想 [感想・レビュー]

終物語 第1話(おうぎフォーミュラ 其ノ壹・ 其ノ貳)視聴しました。

どちらかというと劇場版の『傷物語』のほうが興味の対象で、『終物語』は始まったんで観たって感じなんですが、それでもやっぱり面白いなというのが素直な感想。



『おうぎフォーミュラ 』で語られる阿良々木くんの過去の出来事も、非常に興味深い題材だし、こういった出来事は、程度の差こそあれ、誰しもが学生時代の記憶の中にはありそうなネタです。

加えて「正義とは何か?」という、ここ最近アニメでも多く取り扱われるテーマを現実的、というかある種否定的に捉えた場合のエクスキューズとしてはわかり易い例え話になっているかなと。

ストーリー自体にそれほどのボリュームが無いので、2話構成だと若干の間延び感は否めないものの、「考えさせられる」感じと次回に繋がる「惹き」により、「始まったな」と実感。
心地良くアップしたテンションを観終わった後に残してくれました。



基本的にキャラクターの語りで進行する物語シリーズは、あまり映像向きではないと思っているのですが、それをどう魅力的な映像にするかってところが、アニメ版物語シリーズの醍醐味で、それは今回も期待を裏切っていないように感じます。

毎度のことですが、私は原作小説を全く読んでいないので、原作イメージが上手に映像化されているのかどうかは評価できないのですが、アニメ版物語シリーズによって「新房監督&シャフト」というタッグに期待をするようになったのは間違いなく、物語シリーズ全作アニメ化の流れには乗っていこうと思っています。






最後にCMで入った『傷物語』の映像があまりにもツボ過ぎて困りました。
アレはカッコイイ映像ですわ。

加えて羽川翼のあの肉感は何?
物語シリーズでは一番好きなキャラだけにテンションマックスですよ!




あと主題歌集出るんですね!
『化物語・セカンドシーズン』までの主題歌なのがちょっと残念ですが、商売的にはそうだよなぁ~ってw

すでに全曲レンタル&DL購入でiTunesには入っているのですが、ノンテロOP/ED欲しさに完全生産限定版を買うことにしました。

このエピソードごとに変わる主題歌というのもアニメ版の魅力ですからね!
まぁ、そんなに観ることは無いとは思うんですけどね…。

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おそ松さん 第1話 感想 [感想・レビュー]

イロイロ話題となっている『おそ松さん』第1話

一番の感想は、「コレ、来週以降が全く読めない」___



原作の『おそ松くん』は、2度アニメ化されていますが、私は世代的に1作目と2作目の間が子供時代で、『元祖天才バカボン』リアルタイム世代。

平成に入ってすぐの『おそ松くん』は妹が視聴していたのを横目で確認していた程度。
ただ、割とその当時の流行を取り入れた「現代化」がされていた記憶はあります。

それを踏襲したのかどうかはわかりませんが、第1話はそれの現代風をパロディ化。
正直、アレを真面目にやっていたら視聴中止です。


声優陣が狙ってるなと思っていたので、そういう不安も少しはあったものの、それこそが釣りだろうと。
途中まではかなり危ういカンジでしたけど…。

いや、ホント途中で停止ボタン押さなくてよかったです。



で、来週以降はあの脱力ムードでやるのかな?
しかも2話構成?

赤塚作品って結構メタファーなお話が多いので、そういうのをサラッとあのムードで笑い飛ばしてくれると、深夜アニメっぽくていいよね。



SIX SAME FACES ~今夜は最高!!!!!!~
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鈴村健一のイヤミがお気に入りです





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