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とある科学の超電磁砲(全8巻各:巻3話ずつ収録)
(とあるかがくのレールガン)
2009年10月から2010年3月まで放送。2クール全24話で放送。
1クール目は主に原作の「幻想御手(レベルアッパー)」編をアニメ化。
2クール目は原作者・鎌池和馬の監修のもと、「幻想御手」編のその後が
描かれたオリジナルエピソード。
OVA とある科学の超電磁砲
2010年10月29日に発売された、「幻想御手」事件後のオリジナルエピソード。
レンタル視聴したのは随分前になるのですが、4月から2期放送決定ということで、
再度視聴し、初見当時を思い出しながらレビューしたいと思います。
もちろんネタバレなしの方向で。
実は、「レールガン」を視聴するまで、大元の「とある魔術の禁書目録」
(とあるまじゅつのインデックス)すら観たことありませんでしたwww。
現在は「とある」シリーズのアニメは、レンタル可能なものは全て観ているので、
上条 当麻(かみじょう とうま)が何者かを知っているわけですが、
それすら知らずに、ホント全くの白紙状態で、しかもスピンオフである、
「とある科学の超電磁砲」から観てしまうという、なんという暴挙!
それでも、とても楽しめてしまった作品であるわけです。
もともとSF好きなので、この物語の舞台となる学園都市の設定には、
非常に興味を引かれました。
細かい理屈は置いておいて、さも存在しているかのような緻密な設定。
どうやって超能力を引き出すのか? とか、そもそも目的は何だ? とか、
それを解き明かすのはスピンオフ作品である「レールガン」の役目ではないので、
ディテールとなる部分だけが強調されているわけです。
予備知識が全くない自分にとっては、「そういうことなんだ」と
飲み込むしかないわけですが、それがかえって良かったと思います。
超能力を使えるということと、そこが科学技術の発展した学園都市であることを除けば、
主人公4人の女子中学生の楽しい学園&放課後ドラマになっているはず。
でも超能力と学園都市が、彼女たちをさまざまな事件に巻き込みます。
能力によってランク付けされる日々を送る学生たちのコンプレックス、
研究・開発に従事する科学者たちの歪んだ私利私欲や野望。
そういった学園都市の暗部と、主人公4人の明るさと素直さ、優しさが
非常に対照的に描かれています。
これは後になって気がついた事ではあるのですが、
スピンオフ作品であるが故に、キャラクターを掘り下げることはできても、
横方向に広げることができない縛りもあり、それがキャラクターの心情を
細かく描くきっかけになっているのではないでしょうか?
「とある魔術の禁書目録」の登場人物である、御坂 美琴(みさか みこと)、
白井 黒子(しらい くろこ)、初春 飾利(ういはる かざり)は、
下手に弄ってしまうと、大元のキャラクター性を損なってしまいます。
この3人は、「彼女ならどう行動するのか?」が基本になっているので、
深く掘り下げ、厚みが増す結果にはなっても、芯がブレることはない。
逆に「レールガン」キャラである佐天 涙子(さてん るいこ)は、
この物語の冒頭では、一番芯のないキャラクターだったはずです。
(原作漫画があるので、全くの白紙とはいえないが)
その彼女が最終的は、非常に魅力的なキャラクターに成長するのは、
このアニメ版「レールガン」の物語が、佐天さんをキーパーソンとしているからで、
ホントの主人公は彼女なんだろうなと思うわけです。
でも、原作漫画では、「レベルアッパー編」以外の登場回数は少ないんですって?
う~ん、それが原作とアニメ版との一番の相違点なんだろうな~。
最後にシナリオ的なことをちょっと。
起きる事件の緻密な構造と、全編を通して伏線が繋がるシナリオは見事!
最後は涙なくして観れませんでした。
その後のOVAは、ファンディスク的ではありましたが、
4人の関係性がキッチリと出来上がっているからこそできる、
非常に安心感のあるお話でした。
2期は原作の「妹達(シスターズ)」編がメインとなる予定だそうで、
「禁書目録」で描かれていない部分には興味はあるのですが、
なんだか佐天さんの影が薄くなりそう……。
それだけは避けていただきたい、佐天さんファンはそう願います。
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とある科学の超電磁砲 TVアニメ1期&OVA 視聴レビュー [感想・レビュー]
(とあるかがくのレールガン)
2009年10月から2010年3月まで放送。2クール全24話で放送。
1クール目は主に原作の「幻想御手(レベルアッパー)」編をアニメ化。
2クール目は原作者・鎌池和馬の監修のもと、「幻想御手」編のその後が
描かれたオリジナルエピソード。
OVA とある科学の超電磁砲
2010年10月29日に発売された、「幻想御手」事件後のオリジナルエピソード。
レンタル視聴したのは随分前になるのですが、4月から2期放送決定ということで、
再度視聴し、初見当時を思い出しながらレビューしたいと思います。
もちろんネタバレなしの方向で。
実は、「レールガン」を視聴するまで、大元の「とある魔術の禁書目録」
(とあるまじゅつのインデックス)すら観たことありませんでしたwww。
現在は「とある」シリーズのアニメは、レンタル可能なものは全て観ているので、
上条 当麻(かみじょう とうま)が何者かを知っているわけですが、
それすら知らずに、ホント全くの白紙状態で、しかもスピンオフである、
「とある科学の超電磁砲」から観てしまうという、なんという暴挙!
それでも、とても楽しめてしまった作品であるわけです。
もともとSF好きなので、この物語の舞台となる学園都市の設定には、
非常に興味を引かれました。
細かい理屈は置いておいて、さも存在しているかのような緻密な設定。
どうやって超能力を引き出すのか? とか、そもそも目的は何だ? とか、
それを解き明かすのはスピンオフ作品である「レールガン」の役目ではないので、
ディテールとなる部分だけが強調されているわけです。
予備知識が全くない自分にとっては、「そういうことなんだ」と
飲み込むしかないわけですが、それがかえって良かったと思います。
超能力を使えるということと、そこが科学技術の発展した学園都市であることを除けば、
主人公4人の女子中学生の楽しい学園&放課後ドラマになっているはず。
でも超能力と学園都市が、彼女たちをさまざまな事件に巻き込みます。
能力によってランク付けされる日々を送る学生たちのコンプレックス、
研究・開発に従事する科学者たちの歪んだ私利私欲や野望。
そういった学園都市の暗部と、主人公4人の明るさと素直さ、優しさが
非常に対照的に描かれています。
これは後になって気がついた事ではあるのですが、
スピンオフ作品であるが故に、キャラクターを掘り下げることはできても、
横方向に広げることができない縛りもあり、それがキャラクターの心情を
細かく描くきっかけになっているのではないでしょうか?
「とある魔術の禁書目録」の登場人物である、御坂 美琴(みさか みこと)、
白井 黒子(しらい くろこ)、初春 飾利(ういはる かざり)は、
下手に弄ってしまうと、大元のキャラクター性を損なってしまいます。
この3人は、「彼女ならどう行動するのか?」が基本になっているので、
深く掘り下げ、厚みが増す結果にはなっても、芯がブレることはない。
逆に「レールガン」キャラである佐天 涙子(さてん るいこ)は、
この物語の冒頭では、一番芯のないキャラクターだったはずです。
(原作漫画があるので、全くの白紙とはいえないが)
その彼女が最終的は、非常に魅力的なキャラクターに成長するのは、
このアニメ版「レールガン」の物語が、佐天さんをキーパーソンとしているからで、
ホントの主人公は彼女なんだろうなと思うわけです。
でも、原作漫画では、「レベルアッパー編」以外の登場回数は少ないんですって?
う~ん、それが原作とアニメ版との一番の相違点なんだろうな~。
最後にシナリオ的なことをちょっと。
起きる事件の緻密な構造と、全編を通して伏線が繋がるシナリオは見事!
最後は涙なくして観れませんでした。
その後のOVAは、ファンディスク的ではありましたが、
4人の関係性がキッチリと出来上がっているからこそできる、
非常に安心感のあるお話でした。
2期は原作の「妹達(シスターズ)」編がメインとなる予定だそうで、
「禁書目録」で描かれていない部分には興味はあるのですが、
なんだか佐天さんの影が薄くなりそう……。
それだけは避けていただきたい、佐天さんファンはそう願います。
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タグ:とある科学の超電磁砲
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