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サムライフラメンコ 感想 全22話 [感想・レビュー]

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フジテレビ系ノイタミナ枠で2013年10月~2014年3月の
2クールで放送されたサムライフラメンコ。


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前半は、それなりに放送に合わせてみていたのですが、
後半は結局ビデオで一気観になってしまいました。

まさか、こんな出オチのようなヒーローモノが、
2クール作品としてキッチリ作られ、
それなりにいい作品として着地できたというのは、
かなり奇跡的なことであると思う。




ホントに怪人が登場し、サムライフラメンコの
ヒーローとしての責務がどんどん増すにつれ、
同時に「コレじゃナイ感」が増した時期もあったのですが、
それでもグィッと視聴者の心を引き付ける良いシーンが
一話おきくらいにあるものだから始末が悪い。


正直、キングトーチャー編とフロムビヨンド編は
もっとコンパクトにしてくれても良かったのだが……。

そう思わせてしまうのは、パロディー的な要素が強くなると、
何故か茶化したような、ふざけた演出をするせいだろうね。

多分、ある種の照れ隠しみたいなものなのだろうが、
もっと真面目にパロディーをすればいいと思うのですよ。
例えば「激走戦隊カーレンジャー」みたいに。



カーレンジャーは戦隊モノのセルフパロディー的な物語でしたが、
かといっていい加減には作っていなかったんだよね。
とても真剣に、力いっぱい自虐的なパロディーをしていた。

だから今では、東映不思議コメディーシリーズ的なノリを
硬派でガチガチだった戦隊シリーズに持ち込んだという意味で、
後のヒーロー観にも幅を持たせた作品と評価されているわけです。

その辺りの遺伝子は、戦隊よりもライダーに受け継がれてるかもしれないけど。



サムメンコでも、特にフラメンジャーは滑っている感が凄かった。
レッドアックスも最初は良かったのに、どんどん空回るし。
あれって結局そのパロディーのつき抜け度が足りないんだろうね。

パロディーって、基本的にリスペクトがないとダメなわけで、
きっとフラメンジャーには戦隊モノに対しての愛が足りなかったのでは?
「こんなもんじゃねーの?」っていうのは一番ダメなパターンなわけで。

シナリオ的には、サムライフラメンコの敵のスケールが、
本人が望む・望まないに関わらず、どんどん大きくなっていっている
というのが分かれば良いわけで、別に照れる必要もないと思うのですが?

でも総理大臣との戦いや、フラメンコ星人戦は良かったんだよね。
もしかするとスタッフは、ライダーなどの単身ヒーローのファンで、
戦隊モノは好きじゃなかったのかもしれない。




ドラマとして面白いのは1~6話と19~22話なんだけど、
最終4話の説得力のためには、やはりその間の話は必要なんですね。

DVDをレンタルして追っかけている人は、
ちょうど雰囲気が怪しくなってきてる頃。

「これ、ホント面白いの?」と思うでしょうが、
もう少しだけ我慢してあげてください。

最後の盛り上がりは本物なんで。




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