サムライフラメンコ 前半１～１１話 感想

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ノイタミナの継続枠、サムライフラメンコの前半クールの感想です。
【ネタバレあり】　ご注意ください！



どちらかというと、ガリレイドンナのほうが２クールに向いていると思うのですが、
今期に「ウィザード・バリスターズ 弁魔士セシル」が始ったことを考えると、
別にガリレイドンナが尻切れというわけではなさそうですね～。

そもそもサムライフラメンコは発表時から２クールでしたもんね。


何でそんなことを思ってしまうかというと、どうもサムメンコは蛇行して進んでいる気がしてならないんですよね。

蛇行というか、横壁にぶつかりながらも突き進む、キッズボーリングかな？


当初はヒーローに憧れたモデルの青年が、小さな悪に対して厚く説教をたれるヒューマンドラマかと思いきや、

同じ趣向ながら、行き過ぎた一方的な正義を振りかざす魔法少女アイドルの出現。

急展開し、本物の悪の組織登場とその首謀者との死闘。

そして、正体を晒したと思ったら、戦隊モノに突入。
しかも長官が伝説的ヒーロー…。


話が大きくなっていくことは別に構わないのですが、
それに反比例するようにオフザケ度が増していくのは、
狙いなのか、それとも迷走しての照れ隠しなのか全くわからない。

最終的にストライク　もしは　ガーター、そのくらいの差はあるでしょうね。



ヒットメーカーが集合したスタッフ陣ですから、
狙ってやっていないわけではないのですが、
その意図が未だ見えないというのは、楽しみではあるものの、
落下時間が長すぎて、「もしかしてゴムが付いていないんじゃないかな？」
なんていう不安を感じつつも、どうにもならないバンジージャンパーのような気分だ。

この状態を心地良いと思うか、不快に思うかが、現在のこの作品の評価を分かつポイントだろう。


私？　もちろん嫌いではないですよ、落下中の擬似無重力状態はね。
そのまま叩き落されてもいいかなって、そういう面白さもありますし。




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タグ：サムライフラメンコ 感想