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健全ロボダイミダラー 感想 12話 最終回「決戦!健全ロボ対ダイミダラー」 [感想・レビュー]

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「健全ロボダイミダラー」の感想です。

 先程、最終回となった第12話「決戦!健全ロボ対ダイミダラー」を観終わりました。


今期のアニメの中では、あまり深く考えず観ることができ、しかも来週が楽しみという、かなり楽しませてくれたダイミダラー。こういったギャグアニメは、最終回といってもしんみりすることもなく、ドタバタで終わるんだろうなぁと思っていたら、それなりにまとめてきたのでビックリ。

ペンギン帝国はあちらの世界へリッツを連れて帰って行くし、天久 将馬は人間に戻るし、結構投げっ放しにしても誰も文句を言わなさそうな伏線を回収して、それを最終話1話にコンパクトにまとめているのには感心した。

その代わりといってはなんだが、プリンスと自衛隊およびその黒幕である日本政府(?)の対立は、又吉長官の大声の正論によって言いくるめられてしまってはいるが、なんら解決せず、街を焦土と化してしまっているのだが、まぁ、それはイイや。

多分、又吉長官の叫びが、監督の叫びであると思う。



臭いものに蓋をするくらいなら、その中身が何であるかを理解したほうがよっぽど対処しやすいとは思うし、その一方で少子化だ~とか言っているのもどうかと思うしね。

自分もそうであったが、タブーにして大人が子供に関心持たせないようにすればするほど、子供の好奇心を煽ったりしてしまうものなので、いっそしっかり見せて、教えてあげたほうがいいんだよね。

いっそ、牛の出産みたいに、人間の出産を見てみろよと。
しばらくご飯も美味しく食べられないし、マジ、女性を見る目変わるよ。

こういうことを実際に人に言うと過激だとか、野蛮だとか言う人もいるけど、じゃあ誰が正しく教えるんだよ? それをあんたは親としてちゃんと子供に面と向かって教えられるのかよ? と。

そういうのを面倒臭がって避けておいて、マンガやアニメが下品と騒ぐのはどうかと思う。


局部を堂々と無差別に見せ付けるのは許されないと思うが、特定の人物のそれは見なきゃいけない瞬間が来るわけだから、それに全く触れさせないというのも問題に成りかねない。


表現の自由の問題が一番大きな問題だと思うのだが、フィクションをフィクションとして許容できない子供に育てちゃってる自分の責任を棚上げしちゃって文句言うのは、違うんじゃないのって話。そこは教育の問題でしょ?


逆に表現の自由なんだから、何を描こうが勝手だろ?というのも違う。

白黒付けられないなら、お互いが多少遠慮して、バランス取ってから主張するくらいでないとね。


もちろん、そういう問題じゃないというなら御免なさいです。



話が反れましたが、こんな風にダイミダラーは何かと「ちゃんとしてる」と感心していたのですが、実はその多くの部分が、実はアニメスタッフの努力であることを最近知りました。

ネタバレが嫌なのでwikiは観ないでいたのですが、今回最終話を迎えたので解禁したら、そこにに書いてあったw。

某掲示板の書き込みを見ると、原作で辻褄が合わなかった部分も、設定の加筆とシナリオの修正によってアニメ版では改善されているらしいし、ロボットアニメとしてしっかりと映像が作りこまれたり、ロボットのデザインが妙に玩具化を意識した構造になっているのも、アニメスタッフ陣のこだわりらしい。

コマンダー・セ●クスの話も、ヘンリー自体は原作にも登場するらしいが、恭子との絡みの話はアニメオリジナルらしいし、そこからのHi-ERo粒子とペンギン線の効果、将馬の変化など、考証が随分しっかりしていると感心していたものが、ことごとくアニメオリジナル設定だと知り、原作者を褒めていた自分は何だったのかとしばし落ち込んだ。

しかし、これだけの知恵をアニメスタッフから引き出すに至ったのだから、それはそれとして原作は魅力的なんだろうと思います。




最近は、アニメの方が細かく、丁寧に作られていることも多いですよね。

自分が子供の頃に観ていたアニメって、大概原作の方が結局面白かった場合が多いものですから、今でも原作付っていうと、それなら原作読んだほうがいいんじゃない?と思ってしまうのです。

でも小説や漫画に比べると、明らかにアニメの方が制作陣が大人数で、多くの知恵を結集して作られるわけですから、原作のそれより良くなる可能性が十分にあることも理解できますし、そんな現象が多発しているのでしょうか? 

その一方で、つい最近もアニメスタッフが原作者をディスって炎上していましたがwww。

原作付きでアニメを作っている以上、作品は借り物ですから、たとえアニメの方がマーケットが大きかったり、多くの人間が関わっていたりしたとしても、原作者を否定したらダメですよね。

私も仕事でキャラクターの商品の開発に関わることも多いのですが、キャラクターの扱い方については、商品を作っている自分たちの主張よりも、キャラクターを管理している版元さんの意見が優先されるのは当たり前のこと。人のフンドシで相撲を取らせてもらっているのですからね。

そういうのって、キャラクタービジネスに関わる人間が一番最初に身に着けなければならない、基本中の基本のお約束なんですけどね。



そういう「総合芸術としてのアニメの利点」が発揮できたダイミダラーが、面白くないわけがないですよね。

2期を期待したところですが、どうやら原作のストックがないらしい……。

あまり間が開くとファンも熱が冷めてしまうから、これはこれで仕舞いにしたほうがいいかもね。


健全ロボ ダイミダラー Vol.1 [Blu-ray]
ありがとう! ダイミダラー!









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