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アルドノア・ゼロ 第一話「火星のプリンセス -Princess of VERS-」の感想です。
ニコ生で特番を視聴し、そのまま第1話に流れたのですが、無料会員の私は見事に弾き出されてしまいました。
それだけ注目されているということですね。
放送直後のタイムシフト再生だと止まる可能性もあるので、1日置いて視聴しました。
番宣特番で自らハードルを上げていくスタイルに「大丈夫か?」と思ったりもしたのですが、その自信も納得。
こんなに密度の濃い30分を過ごせるお話は、最近では稀有。さすが虚淵脚本。
監督が絵コンテ切ってるだけあって、カット割りやカメラアングルも印象的なものが多く、映像的にもわかり易くて良かったですね。
火星が進行かけてくるところで。待ってましたとばかりに劇伴がボリュームアップ! 澤野弘之さんらしい、スケール感の大きい曲が一層盛り上げます。
ロボットモノという事で、普通だと「主人公が戦火に巻き込まれ、目の前の人を守るために最新鋭のロボットに搭乗してしまう」というマジンガーZ以来の黄金パターンになりがちですが、世界観が現実世界のパラレルということもあってか、通常のロボットモノの枠に収めていないところが、逆に期待感を高めます。
ロボットモノの王道を行くみたいなことを特番で言っておきながら、いきなり外してくるあたり・・・へそ曲がりでイイですね。
こうなるとロボットが出てくる必然性が薄くなりそうなものですが、ロボット・カタフラクトの技術そのものが火星古代文明発なのでしょうし、敵であるその火星陣営がカタフラクトで攻めてくるんですから仕方ない。
しかも高校の授業でカタフラクトの操縦方法が必修になっている。この状況なら、その気になれば何時でも、主人公はロボットに乗れますしね。
冒頭の物語の原動力の中心にロボットを持ってこないからこそ、ロボットをあたり前の存在にしておく必要があるわけで、そこをキッチリと論理的に設定に織り込んで説明いるあたりは流石ですね。
無駄なシーン、カットがないわけです。
地球と火星が休戦状態にある中、火星側の親善大使としてアセイラム姫が地球に降り、主人公の目の前でテロの被害に合う。第1話ってこれだけのことなのですが、「始まった感」がハンパなく、期待以上の大満足。
第1話だけなら「名作の予感」がします。
姫さんを襲ったテロだって、どう見ても戦争をしたくて仕方ない火星騎士の口実作りの自作自演だし、そうなると姫様は状況を後々打開するためには生きていなくてはならず、しばらくは地球側の主人公・伊奈帆の近くで厄介になるのでしょう。
アセイラム姫が死んでいないということが火星陣営に知られると状況が泥沼化してしまうので、しばらくは知られないとは思いますが、かといって姫さんに伊奈帆が接触しないと話が進まないので、もしかしたら姫さんがしばらく目を覚まさないとか記憶喪失とかで、地球と火星の和平に尽力できないということでしょうな。
伊奈帆は頭が良さそうなタイプなので、偶然出遭ったアセイラム姫の状況も理解しそうだし、彼女を守るためにカタフラクトに乗ることも出来ますしね。
一方、日本に降下したスレインは姫さんの安否を確認するために行動するだろうし、姫さんに生きてもらっては困る火星騎士からしたら邪魔でしょうがない。姫さんと遭えたとしても火星側から反逆者扱いされ、姫さん共々命を狙われる羽目になるでしょう。
ただ、スレインが姫さんと行動を共にするということは伊奈帆とも接触することになる。でも、あの二人が仲良く出来そうにないというか、それではツマラナイ。
スレインは姫さまがいなくなったことで、地球人であるが故に更に立場を悪くし、そのことに苦悩してもらわないと、火星側の選民思想という戦争の理由が浮き彫りにしておけないし、面白くない。
スレインが「姫様のために」と純粋に信じて行う行動が、結果的に彼や姫さんをどんどん苦しめていくというのがイイよね?
で、いつの間にか姫さんの横には、自分と同じ地球人の少年が! なんか雰囲気良さそう!? という三角関係だと思うんだけど? どうかな???
まだ深くは予想できる段階でもないので、しばらくは様子を窺っていきたいですね。
分割2期ということですが、とりあえず1期はこの勢いのまま突っ走っていただきたいなぁ。
ニコ生で弾かれたおかげで、放送日時と異なる「アルジェヴォルン」⇒「アルドノア・ゼロ」の順で観る事になったのですが、これは結果的に正解だった。
「アルドノア・ゼロ」を先に観ていたら「アルジェヴォルン」は観れないわ、悪いけど。
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アルドノア・ゼロ 感想 1話「火星のプリンセス -Princess of VERS-」 [感想・レビュー]
ニコ生で特番を視聴し、そのまま第1話に流れたのですが、無料会員の私は見事に弾き出されてしまいました。
それだけ注目されているということですね。
放送直後のタイムシフト再生だと止まる可能性もあるので、1日置いて視聴しました。
番宣特番で自らハードルを上げていくスタイルに「大丈夫か?」と思ったりもしたのですが、その自信も納得。
こんなに密度の濃い30分を過ごせるお話は、最近では稀有。さすが虚淵脚本。
監督が絵コンテ切ってるだけあって、カット割りやカメラアングルも印象的なものが多く、映像的にもわかり易くて良かったですね。
火星が進行かけてくるところで。待ってましたとばかりに劇伴がボリュームアップ! 澤野弘之さんらしい、スケール感の大きい曲が一層盛り上げます。
ロボットモノという事で、普通だと「主人公が戦火に巻き込まれ、目の前の人を守るために最新鋭のロボットに搭乗してしまう」というマジンガーZ以来の黄金パターンになりがちですが、世界観が現実世界のパラレルということもあってか、通常のロボットモノの枠に収めていないところが、逆に期待感を高めます。
ロボットモノの王道を行くみたいなことを特番で言っておきながら、いきなり外してくるあたり・・・へそ曲がりでイイですね。
こうなるとロボットが出てくる必然性が薄くなりそうなものですが、ロボット・カタフラクトの技術そのものが火星古代文明発なのでしょうし、敵であるその火星陣営がカタフラクトで攻めてくるんですから仕方ない。
しかも高校の授業でカタフラクトの操縦方法が必修になっている。この状況なら、その気になれば何時でも、主人公はロボットに乗れますしね。
冒頭の物語の原動力の中心にロボットを持ってこないからこそ、ロボットをあたり前の存在にしておく必要があるわけで、そこをキッチリと論理的に設定に織り込んで説明いるあたりは流石ですね。
無駄なシーン、カットがないわけです。
地球と火星が休戦状態にある中、火星側の親善大使としてアセイラム姫が地球に降り、主人公の目の前でテロの被害に合う。第1話ってこれだけのことなのですが、「始まった感」がハンパなく、期待以上の大満足。
第1話だけなら「名作の予感」がします。
姫さんを襲ったテロだって、どう見ても戦争をしたくて仕方ない火星騎士の口実作りの自作自演だし、そうなると姫様は状況を後々打開するためには生きていなくてはならず、しばらくは地球側の主人公・伊奈帆の近くで厄介になるのでしょう。
アセイラム姫が死んでいないということが火星陣営に知られると状況が泥沼化してしまうので、しばらくは知られないとは思いますが、かといって姫さんに伊奈帆が接触しないと話が進まないので、もしかしたら姫さんがしばらく目を覚まさないとか記憶喪失とかで、地球と火星の和平に尽力できないということでしょうな。
伊奈帆は頭が良さそうなタイプなので、偶然出遭ったアセイラム姫の状況も理解しそうだし、彼女を守るためにカタフラクトに乗ることも出来ますしね。
一方、日本に降下したスレインは姫さんの安否を確認するために行動するだろうし、姫さんに生きてもらっては困る火星騎士からしたら邪魔でしょうがない。姫さんと遭えたとしても火星側から反逆者扱いされ、姫さん共々命を狙われる羽目になるでしょう。
ただ、スレインが姫さんと行動を共にするということは伊奈帆とも接触することになる。でも、あの二人が仲良く出来そうにないというか、それではツマラナイ。
スレインは姫さまがいなくなったことで、地球人であるが故に更に立場を悪くし、そのことに苦悩してもらわないと、火星側の選民思想という戦争の理由が浮き彫りにしておけないし、面白くない。
スレインが「姫様のために」と純粋に信じて行う行動が、結果的に彼や姫さんをどんどん苦しめていくというのがイイよね?
で、いつの間にか姫さんの横には、自分と同じ地球人の少年が! なんか雰囲気良さそう!? という三角関係だと思うんだけど? どうかな???
まだ深くは予想できる段階でもないので、しばらくは様子を窺っていきたいですね。
分割2期ということですが、とりあえず1期はこの勢いのまま突っ走っていただきたいなぁ。
ニコ生で弾かれたおかげで、放送日時と異なる「アルジェヴォルン」⇒「アルドノア・ゼロ」の順で観る事になったのですが、これは結果的に正解だった。
「アルドノア・ゼロ」を先に観ていたら「アルジェヴォルン」は観れないわ、悪いけど。
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