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スペース☆ダンディ シーズン2の3話目となる、第16話の「急がば回るのがオレじゃんよ」の感想です。
いやぁ、イイもの観させてもらいました。
最初始まった時は、作画崩壊かと思ったのですが、そのうち「クレヨンしんちゃん的」な何かを感じ、もしや今回はあの人が担当かと思ったらやっぱり。
脚本・絵コンテ・演出・作画監督・原画・美術デザイン・ゲスト宇宙人デザインの全てが湯浅政明さんでした。
湯浅さんといえば、「クレヨンしんちゃん」の原画を長年やられていますが、最近では監督としても活躍されていて、ノイタミナ枠の『四畳半神話大系』や『ピンポン THE ANIMATION』といった、ビジュアルに定評のある作品を幾つも手掛けられています。
今回の16話もビジュアル面も素晴らしいのですが、脚本もすごくよかったですね。
ウラシマ効果を題材に取り入れた話ですが、オチが秀逸。
ちょっと切なくて、いろいろと考えさせられましたね。
いくら時間の進み方が違うとはいえ、カルパッチョの言葉を信じられなかったミナトとヨーコの気持ちもわからないでもないし、ああいった対応をされてしまえば破滅衝動に駆られるカルパッチョの精神状態もわからないでもない。
でも、太陽の接近によって彼らの宇宙はそれで終わってしまうわけで、そうしたカルパッチョやミナトとヨーコの感情も、次の瞬間には無に帰してしまう。
それなのに、最後の最後だというのに、彼らは分かり合えずに終わってしまった。
そして、そのカルパッチョ自身は、焼き魚として食われちゃう。
彼らの宇宙は、ダンディ達からしたら、一回の食事という小さな出来事に内包されちゃう。
なんかすごくシニカルだよね。
また一方で、他人からしてみたらちっぽけな人生を過ごしてしまったとしても、最後には焼き魚として人様の胃袋を満たす役割を果たせたというのは、幸福というか、そのくらい人様の役に立ってから死にたいよなぁ、なんて、そんなことも思っちゃったリしてね。
まぁ、とにかく、たかだか30分のアニメで人生を見せられたというか、そんな気分になれましたよ。
こういう、胸に何かの引っ掛かりが残る作品は好きですね。
しかし、ホントにダンディはゲストクリエイターが豪華ですね。
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スペース☆ダンディ 16話 感想【焼き魚でもイイじゃんよ】 [感想・レビュー]
いやぁ、イイもの観させてもらいました。
最初始まった時は、作画崩壊かと思ったのですが、そのうち「クレヨンしんちゃん的」な何かを感じ、もしや今回はあの人が担当かと思ったらやっぱり。
脚本・絵コンテ・演出・作画監督・原画・美術デザイン・ゲスト宇宙人デザインの全てが湯浅政明さんでした。
湯浅さんといえば、「クレヨンしんちゃん」の原画を長年やられていますが、最近では監督としても活躍されていて、ノイタミナ枠の『四畳半神話大系』や『ピンポン THE ANIMATION』といった、ビジュアルに定評のある作品を幾つも手掛けられています。
今回の16話もビジュアル面も素晴らしいのですが、脚本もすごくよかったですね。
ウラシマ効果を題材に取り入れた話ですが、オチが秀逸。
ちょっと切なくて、いろいろと考えさせられましたね。
いくら時間の進み方が違うとはいえ、カルパッチョの言葉を信じられなかったミナトとヨーコの気持ちもわからないでもないし、ああいった対応をされてしまえば破滅衝動に駆られるカルパッチョの精神状態もわからないでもない。
でも、太陽の接近によって彼らの宇宙はそれで終わってしまうわけで、そうしたカルパッチョやミナトとヨーコの感情も、次の瞬間には無に帰してしまう。
それなのに、最後の最後だというのに、彼らは分かり合えずに終わってしまった。
そして、そのカルパッチョ自身は、焼き魚として食われちゃう。
彼らの宇宙は、ダンディ達からしたら、一回の食事という小さな出来事に内包されちゃう。
なんかすごくシニカルだよね。
また一方で、他人からしてみたらちっぽけな人生を過ごしてしまったとしても、最後には焼き魚として人様の胃袋を満たす役割を果たせたというのは、幸福というか、そのくらい人様の役に立ってから死にたいよなぁ、なんて、そんなことも思っちゃったリしてね。
まぁ、とにかく、たかだか30分のアニメで人生を見せられたというか、そんな気分になれましたよ。
こういう、胸に何かの引っ掛かりが残る作品は好きですね。
しかし、ホントにダンディはゲストクリエイターが豪華ですね。
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