test
スポンサードリンク
「PSYCHO-PASS -サイコパス-」新編集版 第３話の感想です。
新編集版・第３話はオリジナル版でいうと、5話「誰も知らないあなたの顔」と6話「狂王子の帰還」を一本にまとめたものになっています。
事件名でいうと「タリスマン事件の後編」と「王陵璃華子事件の前編」になります。
今回もオリジナル版各話の冒頭に新シーンが追加されています。
今まで同様、文字起こししてみました。
新シーン：オリジナル版 第5話 アバン冒頭部分に挿入
槙島とグソンの会話 文字起こし（「」は省略）
（槙島） 悪いね。
ハッカーに死体処理の手伝いなんかさせて。
（グソン） ああいうのは得意じゃないんですが…。
まあ不法侵入の家で無駄な時間は使えませんからね。
（槙島） フッ…。
ところで御堂将剛をどう思う？
（グソン） 不安ですね。
目立ちたがりは犯罪に向かない。
（槙島） そこが面白いんじゃないか。
今回の事件を通して彼の真価が試される。
人間の価値を測るにはただ努力させるだけでは駄目だ。
力を与えてみればいい。
法や倫理を超えて自由を手に入れたときその人間の魂が見えることがある。
弱者が強者になったとき。
善良な市民が暴力を振るう自由を手に入れたときもそういうときに何が起きるのか興味があるんだ。
（グソン） 旦那はやるんですか？ネットやら高機能アバターやら。
（槙島） たまにのぞくよ。
情報収集さ。
全体的にアバターをまとった方が人は本音に近いことを語りやすいと思う。
さっきも言ったとおりある種の自由があるんだろう。
しかし安易な手段で手に入れた自由はすぐにチープな万能感に化ける。
さて…。
御堂将剛はどうなるかな？
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
タリスマン事件の時の槙島の動きって、オリジナル版の初見だと気が付きにくかったのですが、新編集版では新シーンのおかげで槙島の目的やそれにいたる考え方などが非常にわかり易くなっていますね。
このシーンのおかげで、朱ちゃんがスプーキーブーギーに怒られるシーンへの繋ぎも自然になっていますね。
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
後半の追加シーンは、オリジナル版6話の冒頭というよりも、オリジナル版5話のお尻といったほうがいいのかな？
狡噛が「どうあっても始末をつけなきゃならない役目」と言っていた、過去の事件「標本事件」についての補足説明になっています。
CMの入れ方にも気を使っているので、オリジナル版第6話との繋ぎもスムーズになっており、編集１つでこんなに変わるんだと感心しました。
この辺りから宜野座の印象も変わるんですよね。
中間管理職の悲哀も感じられますしね。
基本的に宜野座は狡噛大好きなんだなぁ。
現状での二人の距離感が切なく感じるシーンも多い。
宜野座は「２」でも登場するはずだし、狡噛が再登場するならば、狡噛の一番の理解者は宜野座だと思うんですよね。
そういった意味でも、宜野座と狡噛のの関係をもう一度見直しておくのはいいかもです。
新シーン：オリジナル版 第6話 アバン冒頭部分に挿入
標本事件捜査時の回想 文字起こし（「」は省略）
（佐々山） 分かったよ。
（狡噛） 佐々山…ぐはっ。
（佐々山） 気に入らなければ俺を撃て。
それがお前の仕事だ。
（ドミネーター）「犯罪係数２８２」「刑事課登録執行官佐々山光留任意執行対象です」
（狡噛） 行くな佐々山！佐々山！ハァハァハァ…。
（佐々山） やっぱり狡噛か。
（狡噛） 現場はギノたちに任せて俺だけ抜けてきた。
佐々山お前今どこにいる？ＧＰＳは生きてるが地図が真っ黒で何も分からん。
（佐々山） 抜けてきたってお前…。
いいのかよ。
（狡噛） お前に言われたくない！とにかく合流しよう。
嫌な感じがする。
１人で無茶はするな！
（佐々山） ハァ…分かった。
ただ俺も自分がどこにいるか…。
やたらと入り組んだ路地でな。
（佐々山） 槙島！
（狡噛） 槙島？おい何だ！？
（佐々山） 悪いが説明は後だ。
俺はあいつを追う！
（狡噛） おいちょっと待て！どういうことだ！？
（佐々山） あいつの行く先に必ず藤間がいるはずなんだ。
たぶんあいつは標本事件の手引きを…。
（狡噛） おい！佐々山佐々山！
（ノイズ音）
（狡噛） くそっ電波が届かん！
（ノイズ音）
（宜野座） シェパード２先行し過ぎだ。
今どこにいる？
（狡噛） ハウンド４が…佐々山が見つからない。
（狡噛） どうなってる？あいつはどこに行った？
（宜野座） 落ち着け狡噛。
状況がつかめないいったん戻れ！
（狡噛） 佐々山を連れ戻す！
（狡噛） 佐々山…。
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
カメラワークが印象的なシーン。
さりげなく槙島が通り過ぎていくのがいいですね。
この部分は「標本事件」を描いたサイコパス・ゼロのエピソードですね。
かなりダイジェストシーンになっていますが、映像になっていない話なので、ちょっと得した気分です。
「標本事件」の振り返りから「王陵璃華子事件」への繋がりという話の流れですが、狡噛の心情描写がやや不足していたので、狡噛VS槙島の構図を明確にするのにもこの追加シーンは重要ですね。
槙島が直接動き出すこのあたりから、加速的に面白くなるんだよね。
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
PSYCHO-PASS サイコパス/ゼロ 名前のない怪物 下巻(初回限定盤)
予約開始されました
スポンサードリンク
test
PSYCHO-PASS -サイコパス- 新編集版 感想 第３話 新シーン・新カット [PSYCHO-PASS サイコパス]
新編集版・第３話はオリジナル版でいうと、5話「誰も知らないあなたの顔」と6話「狂王子の帰還」を一本にまとめたものになっています。
事件名でいうと「タリスマン事件の後編」と「王陵璃華子事件の前編」になります。
今回もオリジナル版各話の冒頭に新シーンが追加されています。
今まで同様、文字起こししてみました。
新シーン：オリジナル版 第5話 アバン冒頭部分に挿入
槙島とグソンの会話 文字起こし（「」は省略）
（槙島） 悪いね。
ハッカーに死体処理の手伝いなんかさせて。
（グソン） ああいうのは得意じゃないんですが…。
まあ不法侵入の家で無駄な時間は使えませんからね。
（槙島） フッ…。
ところで御堂将剛をどう思う？
（グソン） 不安ですね。
目立ちたがりは犯罪に向かない。
（槙島） そこが面白いんじゃないか。
今回の事件を通して彼の真価が試される。
人間の価値を測るにはただ努力させるだけでは駄目だ。
力を与えてみればいい。
法や倫理を超えて自由を手に入れたときその人間の魂が見えることがある。
弱者が強者になったとき。
善良な市民が暴力を振るう自由を手に入れたときもそういうときに何が起きるのか興味があるんだ。
（グソン） 旦那はやるんですか？ネットやら高機能アバターやら。
（槙島） たまにのぞくよ。
情報収集さ。
全体的にアバターをまとった方が人は本音に近いことを語りやすいと思う。
さっきも言ったとおりある種の自由があるんだろう。
しかし安易な手段で手に入れた自由はすぐにチープな万能感に化ける。
さて…。
御堂将剛はどうなるかな？
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
タリスマン事件の時の槙島の動きって、オリジナル版の初見だと気が付きにくかったのですが、新編集版では新シーンのおかげで槙島の目的やそれにいたる考え方などが非常にわかり易くなっていますね。
このシーンのおかげで、朱ちゃんがスプーキーブーギーに怒られるシーンへの繋ぎも自然になっていますね。
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
後半の追加シーンは、オリジナル版6話の冒頭というよりも、オリジナル版5話のお尻といったほうがいいのかな？
狡噛が「どうあっても始末をつけなきゃならない役目」と言っていた、過去の事件「標本事件」についての補足説明になっています。
CMの入れ方にも気を使っているので、オリジナル版第6話との繋ぎもスムーズになっており、編集１つでこんなに変わるんだと感心しました。
この辺りから宜野座の印象も変わるんですよね。
中間管理職の悲哀も感じられますしね。
基本的に宜野座は狡噛大好きなんだなぁ。
現状での二人の距離感が切なく感じるシーンも多い。
宜野座は「２」でも登場するはずだし、狡噛が再登場するならば、狡噛の一番の理解者は宜野座だと思うんですよね。
そういった意味でも、宜野座と狡噛のの関係をもう一度見直しておくのはいいかもです。
新シーン：オリジナル版 第6話 アバン冒頭部分に挿入
標本事件捜査時の回想 文字起こし（「」は省略）
（佐々山） 分かったよ。
（狡噛） 佐々山…ぐはっ。
（佐々山） 気に入らなければ俺を撃て。
それがお前の仕事だ。
（ドミネーター）「犯罪係数２８２」「刑事課登録執行官佐々山光留任意執行対象です」
（狡噛） 行くな佐々山！佐々山！ハァハァハァ…。
（佐々山） やっぱり狡噛か。
（狡噛） 現場はギノたちに任せて俺だけ抜けてきた。
佐々山お前今どこにいる？ＧＰＳは生きてるが地図が真っ黒で何も分からん。
（佐々山） 抜けてきたってお前…。
いいのかよ。
（狡噛） お前に言われたくない！とにかく合流しよう。
嫌な感じがする。
１人で無茶はするな！
（佐々山） ハァ…分かった。
ただ俺も自分がどこにいるか…。
やたらと入り組んだ路地でな。
（佐々山） 槙島！
（狡噛） 槙島？おい何だ！？
（佐々山） 悪いが説明は後だ。
俺はあいつを追う！
（狡噛） おいちょっと待て！どういうことだ！？
（佐々山） あいつの行く先に必ず藤間がいるはずなんだ。
たぶんあいつは標本事件の手引きを…。
（狡噛） おい！佐々山佐々山！
（ノイズ音）
（狡噛） くそっ電波が届かん！
（ノイズ音）
（宜野座） シェパード２先行し過ぎだ。
今どこにいる？
（狡噛） ハウンド４が…佐々山が見つからない。
（狡噛） どうなってる？あいつはどこに行った？
（宜野座） 落ち着け狡噛。
状況がつかめないいったん戻れ！
（狡噛） 佐々山を連れ戻す！
（狡噛） 佐々山…。
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
カメラワークが印象的なシーン。
さりげなく槙島が通り過ぎていくのがいいですね。
この部分は「標本事件」を描いたサイコパス・ゼロのエピソードですね。
かなりダイジェストシーンになっていますが、映像になっていない話なので、ちょっと得した気分です。
「標本事件」の振り返りから「王陵璃華子事件」への繋がりという話の流れですが、狡噛の心情描写がやや不足していたので、狡噛VS槙島の構図を明確にするのにもこの追加シーンは重要ですね。
槙島が直接動き出すこのあたりから、加速的に面白くなるんだよね。
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
PSYCHO-PASS サイコパス/ゼロ 名前のない怪物 下巻(初回限定盤)
予約開始されました
コメント 0