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PSYCHO-PASS -サイコパス- 新編集版 感想 第4話 新シーン・新カット [PSYCHO-PASS サイコパス]

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「PSYCHO-PASS -サイコパス-」新編集版 第4話の追加シーンの感想です。


地上波での放送が見送られてしまった新編集版の4話ですが、フジテレビオンデマンドでは視聴することが出来ます。

新編集版・第4話はオリジナル版でいうと、7話「紫蘭の花言葉」と8話「あとは、沈黙」を1本ににまとめたもので、王陵璃華子事件の中・後編」になります。

そのためか、追加シーンは冒頭のみになっており、その代わりに今までよりも長いシーンになっています。
今まで同様、文字起こししてみました。


新シーン:オリジナル版 第7話 アバン前に挿入
槙島の語り台詞 文字起こし(「」は省略)

pp_n04.jpg
大抵の人間は、牛や鳥は殺せても、チンパンジーはそう簡単にはいかないだろう。

少し人間に似ているし、何より絵を描くことができる。


もし魚が絵を描いたとしよう。

何を考えているのかは解らなくても、絵を描く動物は殺し難くなる。

感情があるのではないか?__直感的に僕達はそう感じるはずだ。


表現するということには、それくらいの価値がある。



近代に入って、社会は絶対的な価値観の追求を諦めた。

相対的な、偏差値的な世界観を中心に据えるようになった。


しかしそれは、絶対的なものは無用になったからではなく、酸っぱい葡萄だとして切捨てに掛かったに過ぎない。

手に入れ難いから、最初からなかったことにしよう__と。



そこにシビュラシステムが現れた__。

システムは文化や芸術にも介入するようになった。


シビュラ認定芸術家__。シビュラ推奨作品__。

ブラックボックス化された独自の判定基準によって、発展に必要な苦悩と対立が減少してしまった。


表現することを侮るようなやり方は、やがて社会に致命的な停滞をもたらす……。


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月明かりの元、王陵牢一の作品を前に槙島がつぶやいているシーンです。

槙島の芸術や表現に対してのある種の考えを垣間見ることが出来ます。



そして、このシーンから続く王陵璃華子の牢一の見舞いのシーン等によって、この世界で芸術活動のあり方なども理解できる、世界観説明上でも非常に重要な話だったのですが……、残念ですね。

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更に加えますと、「2」もしくは「劇場版」に登場する新・監視官である霜月美佳もこの「王陵璃華子事件編」から登場しており、その属性を同じ属性の持ち主である六合塚に見抜かれちゃっているように思えたのだが、霜月美佳が生粋の百合属性なのか、それとも女子高特有のソレというだけの話だったのかは定かではない。

このあたりも続編での楽しみであったりもするので、是非このシーンはオリジナル版でも構わないから見ておいてほしい。








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