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明日のプロジェクト重大発表会で続編が発表された場合、
どんなお話が考えられるのか、妄想してみました。
前回で書いたように、槙島生存説という願望に基づいていますので、
ホント何の根拠もない戯言です。真に受けないように。
公安局刑事課一係再編から数ヵ月後、
政府および厚生省高官が被害者となる事件・事故が頻発する。
常守朱以下一係のメンバーは専任捜査に当たるが、明らかに後手に回っていた。
公安の裏を掻くかのように、事件は次々に発生していたのだ。
それらの事件・事故は、一見一つ一つは無関係に見えたが、
現場の状況、事件背景の類似点を検証する中、常守朱は一つの仮説にたどり着く。
免罪体質者でなければ到底為しえない___
脳裏に「槙島」の影がチラつく。
いくつかの現場を検証する中、常守朱と霜月美佳は槙島との繋がりを確信する証拠を見つける。
シビュラは緊急に常守朱を召喚。改めて「槙島聖護の身柄確保」を要請する。
朱は、事件解決には全力を注ぐが、槙島確保はこちらに何の得もないと拒絶。
しかし、これに対しシビュラは狡噛慎也の事件関与の可能性を提示する。
『提出された捜査資料から我々が分析した結果でも、槙島聖護の事件への関与は明白です。
ただし、槙島聖護には何人かの協力者がいると推測されます。
それも公安局の内部事情、とりわけ貴方の思考パターンを熟知した人物が加担していなければ、
これらの犯罪を連続的に実現できる可能性は極めて低い。
その人物として最有力候補となり得る人物を我々は一人知っています。狡噛慎也です。』
「!! 」
今までの槙島との相違点に違和感を抱いていた朱は、驚きを隠せなかった。
「とんだ名探偵ね。貴方達が捜査したほうがいいんじゃない?」
朱の皮肉をものともせず、シビュラは続ける。
『槙島聖護の犯罪は単なる殺人事件ではありません。この世界の秩序を脅かすテロ行為です。
その脅威は迅速に取り払わなくてはなりません。
また、狡噛慎也についても槙島聖護の生存が確認された以上、逃亡幇助の疑いがあります。
貴方は狡噛慎也が、このシビュラ・システムによって守られている世界を肯定していると断言できますか?
狡噛慎也がこの世界を否定している以上、槙島聖護と目的を一致させる行動を取ることには、
何の論理的不都合は生じないと、我々は考えます。』
「狡噛さんが槙島の犯罪に手を貸すわけがないじゃない!」強い語気で否定する朱。
「それに狡噛さんは元刑事よ! 彼はそんな方法で社会を否定したりはしない!」
『逃亡執行官は明らかに犯罪者です。この社会からは逸脱した存在です。
それは貴方も理解しているはずです。』
口ごもる朱に、シビュラは「狡噛慎也の即時処分」を最優先事項とし、
その上で「槙島聖護の身柄確保」をせよと詰め寄る。
ただし____
『我々の目的はあくまで「槙島聖護の身柄確保」です。これが先に実現され、
その上で狡噛慎也が事件に無関係であると立証された場合には、我々はその過ちを認め、
その謝罪として、逃亡執行官・狡噛慎也の処分一切に関しては貴方に委譲しても構いません。』
「……、相変わらず一方的なのね。」
『貴方が狡噛慎也の事件への関与の可能性を否定し、確信するのであれば、
この交換条件は、貴方が以前我々に要求したものと、なんら変わりはありません。』
「お返しってわけ? 理論的に等価が成立していないわよ?」
『今回は貴方が妥協すべきです。互いの目的の達成を祈ります。』
一方、狡噛はシビュラの目を逃れ国外に逃亡していた。
雑賀 譲二宅で知った匿名掲示板により、日本国内の情報は入手しており、
連続猟奇殺人事件と槙島の関係性について疑いを持ち始めていた。
しかし、日本国内に入ればあっという間に街頭スキャンに引っかかってしまう。
狡噛は苛立ちながらも、入手できる情報から槙島の目的を推測するが、
答えは導き出せないまま、事件の被害は拡大していった。
そしてある日、誰にも知られていないはずの狡噛の潜伏先に1つの荷物が届けられる。
___新たなサイマスティックスキャンをキャンセルする装置といくつかの資料___
「!!」
何かを直感した狡噛は銃を取り出し、慌てて部屋を後にする。
それがシビュラの罠であると知ってか知らずか……。
机の上には読み終えた『失われた時を求めて 第七篇 「見出された時」』が
無造作に投げ捨てられていた。
厚生省本部ノナタワーを高層ビルの屋上から見つめる端整な顔立ちの男。
彼はつぶやく。
「やはりこの世界は間違っているよ……。狡噛、君の魂は輝いているのか?」
槙島はフェイスレコグニションを逃れるため、整形手術を施していた。
彼らしからぬその行為に、只ならぬ想いを感じる。
しかし、その虚栄を見つめる瞳を見れば、彼が槙島聖護だと確信できる。
再び、動き出した(と思える)槙島。
狡噛を餌に、槙島確保に固執する(かのように見える)シビュラ。
それに踊らされてしまう常守朱と一係メンバー。
追い詰められた狡噛の正義の刃が向く先は、槙島か? シビュラか?
な~んて妄想をして楽しんでいますが、実際どうなるんでしょうね?
肩透かしみたいな重大発表だったら、ファンは逃げちゃうよ!
期待してます!!
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PSYCHO-PASS サイコパス 続編があるとしたら [PSYCHO-PASS サイコパス]
どんなお話が考えられるのか、妄想してみました。
前回で書いたように、槙島生存説という願望に基づいていますので、
ホント何の根拠もない戯言です。真に受けないように。
公安局刑事課一係再編から数ヵ月後、
政府および厚生省高官が被害者となる事件・事故が頻発する。
常守朱以下一係のメンバーは専任捜査に当たるが、明らかに後手に回っていた。
公安の裏を掻くかのように、事件は次々に発生していたのだ。
それらの事件・事故は、一見一つ一つは無関係に見えたが、
現場の状況、事件背景の類似点を検証する中、常守朱は一つの仮説にたどり着く。
免罪体質者でなければ到底為しえない___
脳裏に「槙島」の影がチラつく。
いくつかの現場を検証する中、常守朱と霜月美佳は槙島との繋がりを確信する証拠を見つける。
シビュラは緊急に常守朱を召喚。改めて「槙島聖護の身柄確保」を要請する。
朱は、事件解決には全力を注ぐが、槙島確保はこちらに何の得もないと拒絶。
しかし、これに対しシビュラは狡噛慎也の事件関与の可能性を提示する。
『提出された捜査資料から我々が分析した結果でも、槙島聖護の事件への関与は明白です。
ただし、槙島聖護には何人かの協力者がいると推測されます。
それも公安局の内部事情、とりわけ貴方の思考パターンを熟知した人物が加担していなければ、
これらの犯罪を連続的に実現できる可能性は極めて低い。
その人物として最有力候補となり得る人物を我々は一人知っています。狡噛慎也です。』
「!! 」
今までの槙島との相違点に違和感を抱いていた朱は、驚きを隠せなかった。
「とんだ名探偵ね。貴方達が捜査したほうがいいんじゃない?」
朱の皮肉をものともせず、シビュラは続ける。
『槙島聖護の犯罪は単なる殺人事件ではありません。この世界の秩序を脅かすテロ行為です。
その脅威は迅速に取り払わなくてはなりません。
また、狡噛慎也についても槙島聖護の生存が確認された以上、逃亡幇助の疑いがあります。
貴方は狡噛慎也が、このシビュラ・システムによって守られている世界を肯定していると断言できますか?
狡噛慎也がこの世界を否定している以上、槙島聖護と目的を一致させる行動を取ることには、
何の論理的不都合は生じないと、我々は考えます。』
「狡噛さんが槙島の犯罪に手を貸すわけがないじゃない!」強い語気で否定する朱。
「それに狡噛さんは元刑事よ! 彼はそんな方法で社会を否定したりはしない!」
『逃亡執行官は明らかに犯罪者です。この社会からは逸脱した存在です。
それは貴方も理解しているはずです。』
口ごもる朱に、シビュラは「狡噛慎也の即時処分」を最優先事項とし、
その上で「槙島聖護の身柄確保」をせよと詰め寄る。
ただし____
『我々の目的はあくまで「槙島聖護の身柄確保」です。これが先に実現され、
その上で狡噛慎也が事件に無関係であると立証された場合には、我々はその過ちを認め、
その謝罪として、逃亡執行官・狡噛慎也の処分一切に関しては貴方に委譲しても構いません。』
「……、相変わらず一方的なのね。」
『貴方が狡噛慎也の事件への関与の可能性を否定し、確信するのであれば、
この交換条件は、貴方が以前我々に要求したものと、なんら変わりはありません。』
「お返しってわけ? 理論的に等価が成立していないわよ?」
『今回は貴方が妥協すべきです。互いの目的の達成を祈ります。』
一方、狡噛はシビュラの目を逃れ国外に逃亡していた。
雑賀 譲二宅で知った匿名掲示板により、日本国内の情報は入手しており、
連続猟奇殺人事件と槙島の関係性について疑いを持ち始めていた。
しかし、日本国内に入ればあっという間に街頭スキャンに引っかかってしまう。
狡噛は苛立ちながらも、入手できる情報から槙島の目的を推測するが、
答えは導き出せないまま、事件の被害は拡大していった。
そしてある日、誰にも知られていないはずの狡噛の潜伏先に1つの荷物が届けられる。
___新たなサイマスティックスキャンをキャンセルする装置といくつかの資料___
「!!」
何かを直感した狡噛は銃を取り出し、慌てて部屋を後にする。
それがシビュラの罠であると知ってか知らずか……。
机の上には読み終えた『失われた時を求めて 第七篇 「見出された時」』が
無造作に投げ捨てられていた。
厚生省本部ノナタワーを高層ビルの屋上から見つめる端整な顔立ちの男。
彼はつぶやく。
「やはりこの世界は間違っているよ……。狡噛、君の魂は輝いているのか?」
槙島はフェイスレコグニションを逃れるため、整形手術を施していた。
彼らしからぬその行為に、只ならぬ想いを感じる。
しかし、その虚栄を見つめる瞳を見れば、彼が槙島聖護だと確信できる。
再び、動き出した(と思える)槙島。
狡噛を餌に、槙島確保に固執する(かのように見える)シビュラ。
それに踊らされてしまう常守朱と一係メンバー。
追い詰められた狡噛の正義の刃が向く先は、槙島か? シビュラか?
な~んて妄想をして楽しんでいますが、実際どうなるんでしょうね?
肩透かしみたいな重大発表だったら、ファンは逃げちゃうよ!
期待してます!!
なかなかの作り話に脳内アニメたのしめました!ありがとう!
これより面白くなければ才能とは何なの?ってなる!笑
by おっす! (2014-03-17 01:01)
おっす!様
楽しんでいただけたようで良かったです。
2期、劇場版と続くので、情報が解禁される毎に、また妄想シナリオを考えみたいと思っています。
その時には、また感想聞かせてください。
ブログを書く励みになります。
by 日野 輝 (2014-07-14 01:35)