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メカクシティアクターズ こちらも視聴が追いつきましたので、
10話までの私的な感想を。
私がこれを観ようと思ったのは、やはり作品の生い立ちですね。
同人上がりの作品がアニメ化され、その脚本を原作者自ら担当。
音楽、小説と多彩な才能を見せてきた若干23歳のクリエイターが、総監督・新房昭之+シャフトという心強い見方を得て、どう立ち回るのか?
いい意味で期待しているわけです。こういった勢いのある若者というのが、最近頼もしくてしょうがない。
変な話、このアニメが失敗してもいいんじゃないかと思うのです。
むしろ何の問題もなく成功してしまうほうが、原作者の今後のあり方においては、マイナス面もあるのではないかと思うくらいです。
今までは「知る人ぞ知る存在」だったものが、アニメ化によって多くの人の目にさらされる。
同人の時は、ほとんど好きな人しかコメントしてこないのだけど、メジャータイトル化すればアンチの声も耳に入ってくる。
また、1から10まで自分で責任を負えた同人時代と違い、アニメ化されれば、そのアニメの現場においては監督が神様。
おそらく不慣れな原作者の脚本は、現場でバンバン修正されているはず。
原作者という立場でなく、脚本担当という立場で、プロの現場で仕事をしなければならないことは、物凄いストレスがあるはずなのです。
しかもアンチは、名指しで原作者を批判してきたりする。全くたまったものではないと思うのです。
でも、とにかくココは切り抜けて欲しい。
そしてアニメ化の成功・失敗に関わらず、アニメ化まで行った、つまりメジャータイトルとして多くの人の心(金銭的な意味も含めて)を動かした事実を喜び、そして真摯に受け止め、次を見据えて欲しい。
もし「じん」さんが、これからもメジャー志向で活動をしていくというなら、「カゲプロ」を捨てろとは言わないが、同じ穴を掘らないほうがイイ。
ヒット作は作りたくても作れない人がほとんどだし、そこに頼って仕事をしている原作者さんがたくさんいるのも事実。
権利商売で食っていければ、それはそれでOKだとも思います。
でも、「じん」さん、まだ若いじゃないですか?
もし続けていくのなら、今を頂点として考えてしまうのはマイナスですよ。
実際、プロの現場って、「真面目に続けている人」が「センスのある人」を凌駕してしまう瞬間がくるのも事実です。よっぽどのセンス・才能でない限りは。
逆に言ってしまうと、「続けていくことでプロになる人」もいるわけです。
例えば、どんなに脚の速い人がいても、競技に参加しなけりゃただの人です。
競技は参加した人の中で誰が一番速い人を決めるので、「競技に参加していない世界一脚の速い人」は、世界一とは絶対認められません。
それだけのことです。
だから、競技に参加して、たまたまいい結果が出たことに満足するんじゃなくて、「もう少し競技に参加し続けてみたらどうでしょうか?」という提案なんですけどね。
カゲプロって求心力のあるプロジェクトだと思うので、もっと多様化しても面白いと思うのですが、それは「じん」さんが自らすることではなくて、多くは任せることになる。
それなら、それはそれでお任せしちゃって、次のレースを走ったほうがいい。
もちろん、レコードを残せたことに満足して、別の競技に転向するっていうのもありだと思います。
若いんだから、そういう選択肢があってもいい。
ネットの書き込みを見ると、様々な意見があるようですが、アニメしか観ていない自分からすると、確かに荒削りな部分はあるけど、とっても大切に作られているなと思います。
映像的にも、本屋で見かけた小説の装丁からすれば、ああいう演出がされるのは理解できるし、むしろいい雰囲気だと思う。
何か新しい物語が始まる予感は十分しますし、、アニメを切っ掛けとしてのファンを増やそうという意志は感じます。全体が壮大なPVのような、そんな印象なんですよね。
そういうのって原作ファンからすると、水で薄まったように感じてしまうのでしょうが、メジャータイトル化するってそういうことですよ。
ましてや、原作者がアニメにあれだけ協力的なんだから、少なくともアニメ化の時点では作者はメジャー志向なんでしょ?
それはそれで許容してあげてもいいと思うんですよね。
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メカクシティアクターズ 感想 10話「空想フォレスト」 [感想・レビュー]
10話までの私的な感想を。
私がこれを観ようと思ったのは、やはり作品の生い立ちですね。
同人上がりの作品がアニメ化され、その脚本を原作者自ら担当。
音楽、小説と多彩な才能を見せてきた若干23歳のクリエイターが、総監督・新房昭之+シャフトという心強い見方を得て、どう立ち回るのか?
いい意味で期待しているわけです。こういった勢いのある若者というのが、最近頼もしくてしょうがない。
変な話、このアニメが失敗してもいいんじゃないかと思うのです。
むしろ何の問題もなく成功してしまうほうが、原作者の今後のあり方においては、マイナス面もあるのではないかと思うくらいです。
今までは「知る人ぞ知る存在」だったものが、アニメ化によって多くの人の目にさらされる。
同人の時は、ほとんど好きな人しかコメントしてこないのだけど、メジャータイトル化すればアンチの声も耳に入ってくる。
また、1から10まで自分で責任を負えた同人時代と違い、アニメ化されれば、そのアニメの現場においては監督が神様。
おそらく不慣れな原作者の脚本は、現場でバンバン修正されているはず。
原作者という立場でなく、脚本担当という立場で、プロの現場で仕事をしなければならないことは、物凄いストレスがあるはずなのです。
しかもアンチは、名指しで原作者を批判してきたりする。全くたまったものではないと思うのです。
でも、とにかくココは切り抜けて欲しい。
そしてアニメ化の成功・失敗に関わらず、アニメ化まで行った、つまりメジャータイトルとして多くの人の心(金銭的な意味も含めて)を動かした事実を喜び、そして真摯に受け止め、次を見据えて欲しい。
もし「じん」さんが、これからもメジャー志向で活動をしていくというなら、「カゲプロ」を捨てろとは言わないが、同じ穴を掘らないほうがイイ。
ヒット作は作りたくても作れない人がほとんどだし、そこに頼って仕事をしている原作者さんがたくさんいるのも事実。
権利商売で食っていければ、それはそれでOKだとも思います。
でも、「じん」さん、まだ若いじゃないですか?
もし続けていくのなら、今を頂点として考えてしまうのはマイナスですよ。
実際、プロの現場って、「真面目に続けている人」が「センスのある人」を凌駕してしまう瞬間がくるのも事実です。よっぽどのセンス・才能でない限りは。
逆に言ってしまうと、「続けていくことでプロになる人」もいるわけです。
例えば、どんなに脚の速い人がいても、競技に参加しなけりゃただの人です。
競技は参加した人の中で誰が一番速い人を決めるので、「競技に参加していない世界一脚の速い人」は、世界一とは絶対認められません。
それだけのことです。
だから、競技に参加して、たまたまいい結果が出たことに満足するんじゃなくて、「もう少し競技に参加し続けてみたらどうでしょうか?」という提案なんですけどね。
カゲプロって求心力のあるプロジェクトだと思うので、もっと多様化しても面白いと思うのですが、それは「じん」さんが自らすることではなくて、多くは任せることになる。
それなら、それはそれでお任せしちゃって、次のレースを走ったほうがいい。
もちろん、レコードを残せたことに満足して、別の競技に転向するっていうのもありだと思います。
若いんだから、そういう選択肢があってもいい。
ネットの書き込みを見ると、様々な意見があるようですが、アニメしか観ていない自分からすると、確かに荒削りな部分はあるけど、とっても大切に作られているなと思います。
映像的にも、本屋で見かけた小説の装丁からすれば、ああいう演出がされるのは理解できるし、むしろいい雰囲気だと思う。
何か新しい物語が始まる予感は十分しますし、、アニメを切っ掛けとしてのファンを増やそうという意志は感じます。全体が壮大なPVのような、そんな印象なんですよね。
そういうのって原作ファンからすると、水で薄まったように感じてしまうのでしょうが、メジャータイトル化するってそういうことですよ。
ましてや、原作者がアニメにあれだけ協力的なんだから、少なくともアニメ化の時点では作者はメジャー志向なんでしょ?
それはそれで許容してあげてもいいと思うんですよね。
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