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M3~ソノ黒キ鋼~ 感想 10話「君ノ歌」 [感想・レビュー]

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M3~ソノ黒キ鋼~ 第10話「君ノ歌」の感想です。
※ネタバレを含みますのでご注意ください。


前回、アージェントとセーヴルに搭載されているLIMの正体がわかり、今回からはアカシの本気モードが見られるのかと思っていたのですが、まだ足踏み状態。なかなか話を進めてはくれません。


でも、考えようによっては非常に丁寧だとも考えられますね。


アカシは、コンプレックスを抱いていた兄・アオシに対して、「死ねばいいのに」と本気で思っていた。アオシの死後(正確には死んでいないが)、そのコンプレックスや嫌悪感が払拭はされてはいないが、その一方では、そんな事を本気で望んだ自分を恥ずかしく思っている。

また、エミルに対しても、自分が他人を拒絶するような態度をとってきたせいで、エミルの助けを求める気持ちに気づいてあげられなかった、自己中心的な自分に対して怒りを覚えている。

そして、エミルと向き合うためにはもう一度合わなければならない。
そのためには無明領域にもう一度進入し、ヘイトのセーブルを救出せねばならない。


アカシの状況としてはこうですよね。


これを今回の無明領域突入で、一度に解決してしまってもいいのですが、アカシが兄・アオシへのコンプレックスを払拭し、一皮向けたぜ、というのをキッチリ描くことで、「NEW アカシ」としてエミルに向き合わせようということなのだと思います。

というのも、ササメもシカバネ化が進んでいる様子なので、彼女を助ける準備としても、問題を一つずつ解決していこうということでしょう。

アカシはササメの唄で今回救われたわけですから、アカシがササメを救うために、何かしらの行動に出る理由はさらに増えたという考え方も出来ます。



アカシがアオシに抱いていた感情を払拭するには、アオシがアカシをどう思っていたのかをアカシが知ればいいわけですから、アージェントに乗っていればそれは簡単に知ることが出来ます。

しかし、アカシ自身がアオシの兄弟愛に気づいた、そして自分の弱さや醜さに向き合った、つまり問題を自力で解決したという事にするためには、一旦アージェントから降りてもらう必要がある。

確かに無明領域でアージェントから降りて、生身で歩き回るなんて無茶するなと思いましたよ。イマシメは確実にアカシ本人を狙ってくることは間違いないわけですから。

それでも降ろさなくてはならない理由は、こういうことなんじゃないかと。

でも、戦闘服だけがシカバネ化するなんて都合が良すぎますがね。そもそもパイロットがノーヘルでロボットに乗るってどうなんだ?とずっと思ってもいるのですが、これ以上画面が見辛くなっても困るので、そこは良しとしましょう。

あぁ、そういえば心なしか無明領域での戦闘シーンが見易くなっていた様な気がします。やっぱり画面が暗いというクレームが多かったんでしょうか?それでも見難いですけどね、まだ。



といった具合に、「アカシがアオシを認め、自分の過去の負の感情と向き合い払拭しました。」というお話でした。

この10話で、シバガネがどうやって感染するか、そして人間から直接発生したイマシメはその根源となる負の感情を払拭すれば消せることがわかったのですから、決して何も進んでいないわけでもないのですが、情報が小出しになっているだけとも取れてしまいますね。

アカシがアオシの呪縛から開放されるのって、LIMの正体がバレた時点で予定調和ですもんね。



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