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M3~ソノ黒キ鋼~ 感想 11話「赤ノ慟刻」 [感想・レビュー]

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M3~ソノ黒キ鋼~の第11話「赤ノ慟刻」の感想です。

春アニメのほとんどが最終回を迎える中、2クールで放送話数も2話ほど遅れている「M3~ソノ黒キ鋼~」は、今回もそのマイぺースっぷりを発揮しています。


前回10話で無明領域から帰ってきたアカシ。
アオシを理解し、己の弱さと向かい合い、また一つ人間らしさを取り戻したかのように感じましたね。

後はササメが屍鋼(シバガネ)に犯されている事実を知れば、今度は「ササメを救う」という目的を持って自発的にアージェントで無明領域に突入!

そうなるはずと前回感想でも書いたのですが、見事にその準備の回となっておりました。


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なかなか自分の予想以上の事が起きなくて、デジャヴのようなシナリオでモヤモヤしますが、物語の視点を他のメンバーにも振り、それぞれのキャラクターの心情も丁寧に描いていますので、それも仕方ないですね。

この丁寧さが後半の物語に生きてくるんだろうと期待しております。




今回で感心したのは、LIMの秘密をアカシがメンバーに話し、その事実を周知の事実として話を進めることを選択したこと。

他人との精神的な深い接触を拒絶し、感情までも失いかけていたアカシが、この事実を他者と共有しようと選択したということは、それだけで成長だと思うんですね。


アカシはエミルの変化に気が付いてやれなかったことを後悔していて、話を聞いてあげさえすれば自分は何か出来たかもしれない・してあげたかったとも思っているので、アカシ自身が抱えた悩みをオープンにすることで、他者との壁を取り払ったということをアピールも出来る。

ただ、事柄が事柄だけに、単にチーム・ガルグイユのメンバーを混乱させる可能性もあっただろうに、度胸もあるよね。


まぁ、チーム・ガルグイユのメンバー間では、少なからず意識が同調してしまうので、アカシの不安は結局はメンバーに知られてしまうことになるんでしょうが。


アカシは短期間でイロイロと成長していて、その成長分人間味が出てきている。

結構、主人公らしくなってきましたよね。




今回の話で気になるのは、チーム・ガルグイユで一番の不思議ちゃん「真木ミナシ」がササメに見せた、あのイメージは何かということ。

おそらく彼自身の記憶か、何かしらの儀式的なイメージもあったので、彼が受け継いできた先人の記憶(知識)と思われる。

このタイミングであれが出てきたということは、無明領域や屍鋼(シバガネ)等に関しての何かしらの情報だと思われる。


また、彼の言動にはずっとミステリアスな、意味ありげなものが多いので、彼自身がどんな役割を果たすのかというのも注目だ。




いよいよ次回は無明領域再突入。


都合よく夏入博士は対躯用の新兵器を開発してくれ、それで躯を倒せばササメも助けられるかもしれない。

夏入博士は食えない奴ではあるが、言動がエキセントリックなだけに物語のつじつまを合わせ強引に進行させるには役立つキャラだよね。

飛田さんの芝居もキレッキレだし。最高です。







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