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昨日のオルフェンズについてのツイートをまとめ&加筆。
ツイッターまとめを降順に設定していたせいで読みにくかった。
すでに設定変更したので、今後はもう少し見返しやすいかな。
読み返すと業界人の愚痴にしかなっていないのは申し訳ない…。
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機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ、あまり感想を書いてはいませんでしたが、面白くなかったわけではありません。
オルフェンズはあまりにも解り易いフラグをとても素直に回収しているので、感想を書くとネタバレになっちゃうんです。
そのわりに、ちゃんと魅せてくるあたりはさすがは「あの花」スタッフ。
「ここさけ」もそうでしたが、「そうにしかならないだろう」という期待を裏切らないからこそ面白いという描き方もあるんだなと。
とはいえ、MS戦闘が少なく、プラモはB社ホビー部の思うようには売れなさそうなのが、キャラクターマーチャンに関わる者としては残念ではある。
結構優秀なキットが多く、1/100シリーズはかなりの低価格化も実現していて侮れないのである。
業界関係者の話によると、昨年末までの状況としてはHGバルバトスは結構売れたらしいが、それ以降はGレコと大差ない推移らしい。
が、深夜放送のGレコと日曜夕方のオルフェンズが同じでは困るというのが本音だろう。
特に百錬、百里、クタン参型はかなり厳しい数字だったようで、色替えのある百錬はともかく、大型商品であるクタンは再登場がないとバックオーダー取れないかもしれないな。
オルフェンズはセルBDも苦戦しているらしい。
その分オリジンやTBに物販的な期待が掛かるのだろうが、これは単にオルフェンズの出来不出来の問題ではない。
放送局が多く、ネットでの振り返り放送があたり前に出来る状況では、視聴者にとってBDの必要性がそもそもないのではないかと思うのだが?
映像作品の視聴方法に変革が起きている中、セルBD/DVDの役割にも変化が訪れているということに思えてならない。
初回特典やイベント抽選券とかで誤魔化していても根本的解決にはならない。
少なくともお話としてはオルフェンズはGレコよりイイ。
物販面で明るい話題が出ないのは、TV放映作品にしては稼ぎが少ないという、短期の費用対効果の話だと思われる。
それを言い出せば、そもそも大枚叩いてTVで全国放送するというスタイル自体の意義が薄れている可能性もある。
視聴自体にお金が掛かるオリジンやTBはそれなりに熱量の高いユーザーが支えているわけで、そりゃ物販にも手を出すだろう。
一方、あのアニメ過疎地・静岡でさえ地上波で観られるオルフェンズは基本無料。
そこから1円でも出してもらえる壁は分厚い。
しかも、ろくに活躍しないMSのプラモなんて買えないよ。
加えてオルフェンズは小学生には受けが悪い。
子供達の意見だと、夕方にやってるけど「お父さんたち向け」のガンダムらしい。
元々中高生向けらしいから想定内かもしれないが、BFで得た視聴者層を放置しているのには違いない。
先程の「1円でも出してもらえる壁」に関わってくるけど、ターゲット層である中高生の多くはすでに現金でお小遣いを貰っている年代。
スマホの普及率も高校生ともなれば8割程。
そういった子達が少ない小遣いをやりくりしてプラモデルを買おうと思うには、相当の高まりがないと買えない。
さらに彼らは無料コンテンツの利用を非常に上手にしている世代でもあるので、そこに課金するべきかどうかの値踏みのものさしはシビアな面も持ち合わせているはず。
言い換えれば、彼らにお金を出してもらえるサービスのハードルは高いということ。
スマホゲームへの課金用のプリペイドカードの1,000円とプラモの1,000円は等価値ではなく、プラモの価値が額面を大きく上回らないといけない。
それはプラモの品質面向上の話ではなく、やはり欲しくなる演出・魅せ方の部分なのだが、そもそも画面に出ないと話にならない。
我々40代の子供の頃はプラモデルは安価な趣味で、ゲームのほうが高級志向だったが、今は完全に立場が逆になってしまったのだ。
そういった物販の対象とするには難しい世代を相手に、2クール目のオルフェンズにスポンサー意向のテコ入れなどしても、その効果を確認する前に番組は終了だろう。
アニメ的にはガンダムというジャンルにおいては実験的要素がかなり多い作品なので見処は多いし、フリーコンテンツの一番のメディアが未だTVであることも否定は出来ない。
しかし、不特定多数の視聴者に向けて稼ぎを狙うコンテンツをと考えれば、オルフェンズは硬派で、キャッチーさとミーハーさに乏しい分、時代を写しはしない。
そういう一番勢いのある、物販品購入にも積極的な客層はおそ松さんに行ってる。
そう考えると、ビルドファイターズは当初の期待値ほどではなかったにせよ、タイプとしては「狙える」コンテンツであったということになるのだろうか?
とはいえ物語としては解りやすくて面白いオルフェンズ。
近年のガンダムタイトルの中ではトップクラスだと思っています。
このまま、当初から描きたかったことをきっちりと映像にして欲しい。
今のクオリティならば、描き切った先には映像作品としてはそれ相当の高評価を得られる気がする。
マーチャンダイジングの成否を問われた場合にはちょっと言い訳が難しいかも知れないが、バンナム・クループの中だけでは消化し切れない、複合的要因があるということは理解しております。
さて、ここからが本題の物語の感想___それは分割して次の記事へ
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機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ ~15話 感想 [感想・レビュー]
ツイッターまとめを降順に設定していたせいで読みにくかった。
すでに設定変更したので、今後はもう少し見返しやすいかな。
読み返すと業界人の愚痴にしかなっていないのは申し訳ない…。
__________________________
機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ、あまり感想を書いてはいませんでしたが、面白くなかったわけではありません。
オルフェンズはあまりにも解り易いフラグをとても素直に回収しているので、感想を書くとネタバレになっちゃうんです。
そのわりに、ちゃんと魅せてくるあたりはさすがは「あの花」スタッフ。
「ここさけ」もそうでしたが、「そうにしかならないだろう」という期待を裏切らないからこそ面白いという描き方もあるんだなと。
とはいえ、MS戦闘が少なく、プラモはB社ホビー部の思うようには売れなさそうなのが、キャラクターマーチャンに関わる者としては残念ではある。
結構優秀なキットが多く、1/100シリーズはかなりの低価格化も実現していて侮れないのである。
業界関係者の話によると、昨年末までの状況としてはHGバルバトスは結構売れたらしいが、それ以降はGレコと大差ない推移らしい。
が、深夜放送のGレコと日曜夕方のオルフェンズが同じでは困るというのが本音だろう。
特に百錬、百里、クタン参型はかなり厳しい数字だったようで、色替えのある百錬はともかく、大型商品であるクタンは再登場がないとバックオーダー取れないかもしれないな。
オルフェンズはセルBDも苦戦しているらしい。
その分オリジンやTBに物販的な期待が掛かるのだろうが、これは単にオルフェンズの出来不出来の問題ではない。
放送局が多く、ネットでの振り返り放送があたり前に出来る状況では、視聴者にとってBDの必要性がそもそもないのではないかと思うのだが?
映像作品の視聴方法に変革が起きている中、セルBD/DVDの役割にも変化が訪れているということに思えてならない。
初回特典やイベント抽選券とかで誤魔化していても根本的解決にはならない。
少なくともお話としてはオルフェンズはGレコよりイイ。
物販面で明るい話題が出ないのは、TV放映作品にしては稼ぎが少ないという、短期の費用対効果の話だと思われる。
それを言い出せば、そもそも大枚叩いてTVで全国放送するというスタイル自体の意義が薄れている可能性もある。
視聴自体にお金が掛かるオリジンやTBはそれなりに熱量の高いユーザーが支えているわけで、そりゃ物販にも手を出すだろう。
一方、あのアニメ過疎地・静岡でさえ地上波で観られるオルフェンズは基本無料。
そこから1円でも出してもらえる壁は分厚い。
しかも、ろくに活躍しないMSのプラモなんて買えないよ。
加えてオルフェンズは小学生には受けが悪い。
子供達の意見だと、夕方にやってるけど「お父さんたち向け」のガンダムらしい。
元々中高生向けらしいから想定内かもしれないが、BFで得た視聴者層を放置しているのには違いない。
先程の「1円でも出してもらえる壁」に関わってくるけど、ターゲット層である中高生の多くはすでに現金でお小遣いを貰っている年代。
スマホの普及率も高校生ともなれば8割程。
そういった子達が少ない小遣いをやりくりしてプラモデルを買おうと思うには、相当の高まりがないと買えない。
さらに彼らは無料コンテンツの利用を非常に上手にしている世代でもあるので、そこに課金するべきかどうかの値踏みのものさしはシビアな面も持ち合わせているはず。
言い換えれば、彼らにお金を出してもらえるサービスのハードルは高いということ。
スマホゲームへの課金用のプリペイドカードの1,000円とプラモの1,000円は等価値ではなく、プラモの価値が額面を大きく上回らないといけない。
それはプラモの品質面向上の話ではなく、やはり欲しくなる演出・魅せ方の部分なのだが、そもそも画面に出ないと話にならない。
我々40代の子供の頃はプラモデルは安価な趣味で、ゲームのほうが高級志向だったが、今は完全に立場が逆になってしまったのだ。
そういった物販の対象とするには難しい世代を相手に、2クール目のオルフェンズにスポンサー意向のテコ入れなどしても、その効果を確認する前に番組は終了だろう。
アニメ的にはガンダムというジャンルにおいては実験的要素がかなり多い作品なので見処は多いし、フリーコンテンツの一番のメディアが未だTVであることも否定は出来ない。
しかし、不特定多数の視聴者に向けて稼ぎを狙うコンテンツをと考えれば、オルフェンズは硬派で、キャッチーさとミーハーさに乏しい分、時代を写しはしない。
そういう一番勢いのある、物販品購入にも積極的な客層はおそ松さんに行ってる。
そう考えると、ビルドファイターズは当初の期待値ほどではなかったにせよ、タイプとしては「狙える」コンテンツであったということになるのだろうか?
とはいえ物語としては解りやすくて面白いオルフェンズ。
近年のガンダムタイトルの中ではトップクラスだと思っています。
このまま、当初から描きたかったことをきっちりと映像にして欲しい。
今のクオリティならば、描き切った先には映像作品としてはそれ相当の高評価を得られる気がする。
マーチャンダイジングの成否を問われた場合にはちょっと言い訳が難しいかも知れないが、バンナム・クループの中だけでは消化し切れない、複合的要因があるということは理解しております。
さて、ここからが本題の物語の感想___それは分割して次の記事へ
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